オ〇ニストによる音楽批評

Agrypnie/Aetas Cineris

2013/11/12 21:00 投稿

  • タグ:
  • ポストブラック
  • アトモスブラック
  • メロディックブラック



1. Trümmer/ Aetas Cineris
2. Dezember
3. Zurück
4. Kosmos (Alpha)
5. Gnosis
6. Erwachen
7. Sinnflut
8. Asche

ドイツ産メロディックブラック/ポストブラックメタルバンドの4th。ジャケからしてポストブラックなかんじ出ちゃってますねw彼らの音楽性言うのはよくあるタイプのメロブラとは違い、よりポスト/アトモス的な雰囲気を持ったスタイルの音を鳴らしている。3rdの「16[485]」はメリハリ厨がニヤニヤしそうな所謂Opethメロブラヴァージョン的な内容の良作だった。本作の前にリリースされたEP「Asche」は仄かにあったアトモス要素を増量させポストブラックとメロブラの中間地点くらいの作品であったはずだ。(EPは買っていないが3曲は本作に収録されているとか...)んで本作はそのEPの路線を踏襲した流れとなっています。

ジャン!ジャン!と迫りくるピアノインストから物悲しいメロディ(デプレっぽいのがいいね)を垂れ流しながらブラストで爆走する1. Trümmer/ Aetas Cineris、ミドル調のゆったりしたブラック曲で後半お決まりのアコギ静寂な2. Dezember、デプレブラックを基調にザクザクとしたメタリックな刻みが入る3. Zurück、アンビエントなポスト意識の高い4. Kosmos (Alpha)、勇壮なメロディでじっくりと聴かせるメロブラナンバー5. Gnosis、幽玄な静寂パートとメロいブラックで交互に構成されたポストブラックな6. Erwachen、メロウなOpethタイプのデプレブラックやってる7. Sinnflut、ジャラジャラと粋なアコギパート約8分を抜け叙情的なポストブラックでラストを飾る8. Ascheとメリハリ厨歓喜でかつポストブラックってなんて俺得な内容のアルバムでした。

特に後半はポストブラック/アトモスブラックな曲ばかりなのでその手の音楽好きならニヤニヤ出来るのではないだろうか。ただし過去作と比べるとだいぶメロブラ的な疾走感が落ち、代わりにポスト寄りでかつミドルテンポな作風となっているため賛否あるでしょうね。それでもメロいパートは山のようにあるし、お決まりの静と動もよりはっきりと出せているような気がします。憂いを帯びた楽曲をねっとりしたドゥーミーな流れで聴かせるのも実に好印象。あとは一曲一曲が長過ぎるせいかもうメリハリがどうこうよりももっと上手く絞れなかったのかということを中盤以降はより感じてしまったね(集中力不足かもしれん)。それと私はEP買ってないからいいのですが、そこから数曲入っているので持ってる人からすればもっと新曲聴きてぇってなるはず。まぁアルバムトータルで80分近くあるから聴きごたえは十分過ぎなんですがねwあとはCDの流通悪いせいか入手に結構手間取った上に値段も結構高かったのもちょっとね。メロブラ好きよりはアトモスブラック好きにオススメしたい一枚です。EP気に入った方なら気に入るでしょうが、半分くらいEPと同じなんでちょいと腑に落ちない。



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