オ〇ニストによる音楽批評

Luna Rossa/Sleeping Pills and Lullabies

2014/02/26 01:43 投稿

  • タグ:
  • プログレッシブロック
  • アコースティック
  • フォークロック



1. The Dark Room
2. Heart On My Sleeve
3. Mad About You
4. The Book Of Love
5. Scream At The Sky
6. Leaving For The Last Time
7. Fight Or Flight
8. La Clef
9. Rise Up
10. Cloud
11. Gasp

UKはウェールズ南部の都市スウォンジ出身のアコースティック/プログレッシブロックユニットの1st。Panic Roomの美声ヴォーカリストAnne-Marie Helderとキーボード担当Jonathan Edwardsによるサイドプロジェクトです。うちの枠のあっきーさん推薦盤ってことで勧めて貰ってから約半年、遅過ぎると思いますがレビュー書かせて頂きます...そもそもPanic Roomも現時点での最新作である「Skin」しか聴いていないニワカなわけですが、シンプルながら味わいのあるアコースティック作品で大変素晴らしかったのでご紹介。

繊細かつ美麗なピアノの旋律から幕を開け、Anne-Marie嬢の美声を生かしたアコースティック弾き語りスタイルの1. The Dark Room、包み込まれる感覚になる彼女の母性溢れる歌声に癒されまくりの曲で、後半の静謐クラシカルな展開もツボな2. Heart On My Sleeve、ジャラジャラと情熱すら感じる生きたアコギサウンドが特徴の3. Mad About You、シンプルではあるものの優しいピアノの音色に癒されまくりな4. The Book Of Love、自然を想起させるような繊細な音作りで徐々に伸びやかな歌声と共に空高く広がっていく5. Scream At The Sky、懐かしさで目頭が熱くなりそうなインストナンバー6. Leaving For The Last Time、途端に息を吹き返しまるで生命が羽ばたくような開放感すら感じる曲で、極上のキャッチーさと軽快なクラシカル要素も満載な7. Fight Or Flight、2.同様に彼女の歌声にただひたすらに感動する8. La Clef、フォーキーなアコギと徐々にストリングスにより盛り上がっていく曲で彼女もこれでもかってくらいに歌い上げる9. Rise Up、ピアノの弾き語りを堪能な10. Cloud、ラストは優しさメロディながらもその中にある不穏さも感じさせられる11. Gaspと全面アコースティックでおとなしめな内容ですが、分かりやすい美メロの洪水にメタルで疲れ切った耳を只々傾けるしかなかったわけです。

アコギとピアノが中心の非常にシンプルでおとなしめの曲が並びます。上には一応プログレと書きましたがそのような技巧やら難解な要素はほぼないと考えてください。どちらかと言えばポストプログレッシャー向けなのかも。更にあまりに繊細な美メロを垂れ流し聴く者を癒し再び旅立たせていくのに大役を買っているAnne-Marie嬢の歌声も絶品で、繊細なものから伸びやかな歌唱、更にはハスキーなものまで出来るという多彩な表現力のあるタイプでここも本作の聴きどころ。そこも含めて大変気に入ったので去年のベストにもひっそり入れていたというわけです。さて、サイドのLuna Rossaの出来からして来月リリースさせる本家Panic Roomの新作にもかなり期待が高まってきたかんじで楽しみですね。とりあえずソチラを聴く前にアコースティック主体の本作も予習しておくのがベストかと思われます。



コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事