オ〇ニストによる音楽批評

Oathbreaker/Eros|Anteros

2013/10/02 17:43 投稿

  • タグ:
  • クラスト
  • ハードコア
  • ポストブラック



1. (Beeltenis)
2. No Rest For The Weary
3. Upheaval
4. As I Look Into The Abyss
5. The Abyss Looks Into Me
6. Condor Tongue
7. Offer Aan De Leegte
8. Agartha
9. Nomads
10. Clair Obscur

ベルギー産ブラッケンハードコアバンドの2nd。ブラック×ハードコアなバンドだとノルウェーのKvelertakなんかが筆頭だと思いますが、このOathbreakerはそのような流れではあるもののより肉厚でゴリッゴリなメタル然としたハードコアタイプです。Convergeにブラック風味加えてみました的な。あと何と言ってもこの手の音ながら女性ヴォーカルである点が非常に個性的だと思う。前作「Maelstorm」はなかなかにメタリックで血の滾るようなゴリゴリハードコアやってたんだけど、今作も同路線のネオクラストブラッケンハードコアやってて凄まじいです。リリースもこの手の音楽やらせたら右に出るものはいないであろうDeathwishからということでもう良作ライン以上は確定ですな。金切り声に近い激情女性ヴォーカルにポストブラック的なトレモロリフでガツガツと突き進む2. No Rest For The Weary、Converge直系のキレッキレのブラッケンハードコアブチかます3. Upheaval、D-Beatsからの影響が色濃く見える4. As I Look Into The Abyss、ドゥーミーでどっしりミドルテンポなパートから幽玄な静寂、そしてクリーンまで飛び出す5. The Abyss Looks Into Me、激情&哀愁のあるメロディで駆け抜ける6. Condor Tongue、まるでAll Pigs Must Dieの新譜のブラッケンドゥームなナンバーのような重っ苦しい7. Offer Aan De Leegte、ブルータルにザクザクと刻み込む9. Nomads、ダウナーな暗黒ドゥームやってのける11分超えの10. Clair Obscurと激情ハードコアブラック風味という素敵な内容のアルバム。基本爆走してる曲はめちゃ勢いがあってカッコいいです。ある意味ポストブラックっぽくもあり、中でもDeafheavenの1stなんかにも通ずるところがありますね。でもポストブラックとは何か違う不思議な感覚なんですよね。あとブラックメタル的なアプローチの強さは勿論トレモロリフやブラストブチかますあたりでも感じることが出来ますが、暗黒ドゥーミーなパートでのなんとも言えないずっしりとした重み成分は正にブラックメタルそのもの。それでドゥーミーな暗黒パートが爆走パートとのメリハリにもなっててなかなか良い。あとはこのバンドならではの要素なり凄みを身につけてくれたらきっと化けるはず。ということでポストブラック、ブラッケンドハードコア、ネオクラストなど幅広いハードコア信者に聴いてほしい一枚。UKのValesとか好きなら間違いなくピンと来るような気がします。



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