オ〇ニストによる音楽批評

Woe/Withdrawal

2013/06/05 23:23 投稿

  • タグ:
  • ハードコア
  • ポストブラック
  • ブラックメタル



1. This is the End of the Story
2. Carried by Waves to Remorseless Shores of the Truth
3. All Bridges Burned
4. Ceaseless Jaws
5. Song of My Undoing
6. Exhausted
7. Withdrawal

USはニュージャージー州出身のブラックメタル/ポストブラックメタルの3rd。過去作とかは全く聴いたことないんだけど、Pitchfolk見てたら中々いい点数出してたんで気になって買ってみた一枚。予想ではUSブラックってことでNachtmystium系なのかなって思ってたんだけどちょっと違くて、程よくハードコア成分を注入した激情型ポストブラックメタルでした。ハードコア×ポストブラックと言ったら新作がリリースされたばかりのDeafheavenあたりがイメージとして浮かぶんだけど、そこまでオサレなタイプではなくて、ハードコア直系の激情的なスタイルを基本とした熱量のあるポストブラックやってます。

トレモロの洪水から始まる実にKralliceっぽいナンバー1. This is the End of the Storyから押し寄せる感が凄いんだけど、Kralliceのやり過ぎなトレモロリフをちょっと押さえ目にして激情的なハードコアをブチ込んだかんじでこちらの方が敷居は低いかなって思いましたね。正直Kralliceは作品ごとにトレモロ洪水で凄いんだけど無駄に曲が長過ぎだし聴き疲れする件がアレだったりするのでこのWoeの音楽性はホント丁度いい具合に感じます。あとはフランスのDsOみたいな暗黒性が感じられるあたりもオサレ系ポストブラックとかとは一味違うなってポイントだろうか。激情的なブラックで爆走する2. Carried by Waves to Remorseless Shores of the Truth、ポストハードコア的な叙情性を見せる3. All Bridges Burned、ガッツリハードコア要素強めで攻めの姿勢を崩さない5. Song of My Undoing、オランダ産デスメタラーのAsphyxのように重機で圧殺するような重み成分を強めた6. Exhausted、スローテンポながらも泣けるメロディでじっくり聴かせる7. Withdrawalなどと実に攻撃的かつメロいポストブラックで気に入りました。上記のバンド群ほどのインパクトはないにせよここまで爆走してるポストブラックはあんまりないんじゃないかな。それにただ爆走してるんじゃなくて要所要所で泣きメロを程よく入れてくるあたりもツボを押さえていて大変好み。これは思わぬ掘り出し物でした。オススメです。


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