オ〇ニストによる音楽批評

Ashbringer/Yūgen

2017/01/10 02:10 投稿

  • タグ:
  • アトモスブラック
  • フォークメタル
  • ポストブラック



1. Solace
2. Oceans Apart
3. Lakeside Meditation
4. In Remembrance
5. Celestial Infancy
6. Yūgen
7. Omen
8. Glowing Embers, Dying Fire

USはミネソタ州出身のアトモスフェリック/ポストブラック/フォークメタルバンドの2nd。Nick Stanger(Vo/Gt/Key/Mandolin)を中心に2013年に結成されたバンドで、初となるバンド体制での制作となった「Yūgen」は、ネイチャー系のフォーキッシュなフレーズや幽玄で奥深い雰囲気を纏わせた自然崇拝型アトモスブラックを披露しており、爪弾かれるアコースティックギターの枯れた味わいやほんのりと哀愁性漂う旋律の数々は、ポストブラック周辺の好き者を唸らせること請け合いな非常に美しいサウンドであります。お気に入りとしては、ミステリアスな静寂の入り~自然の猛威が如く豪快なブラストとノイジーなギターサウンドに絶叫Voを乗せてけたたましく響かせるWolves In The Throne Room直系の轟音で飛ばしていく前半パートからアコギの弾き語りやAlcestのようなノスタルジックなポストブラック路線にてしっとりと丁寧にまとめ上げる秀逸な流れが美味な1. Solace、前曲の流れを引き継ぎ、ポジティブなメロディが牽引する近年Alcestライクのメロウなポストブラックナンバー2. Oceans Apart、美メロを擁した高速トレモロによるエモ―ショナルと言っていいほどに爽快な疾走パートとふんわりとした静寂パートを交差させながら、クリーンVoを交えた壮麗な聴き心地を徐々に強めていく3. Lakeside Meditation、Sylvaineを彷彿とさせる女性Voをフューチャー、シンフォニックな広がりや浮世離れしたような幻想感が包み込むタイトルトラック6. Yūgen、フォーキーなシューゲイザーサウンドに心温まるようなピュアなメロディを乗せて緩やかに進行する8. Glowing Embers, Dying Fire等々。今更物珍しい作風というわけでもないし、上記のバンドの後追いに過ぎないと言えばそれまでかもしれませんが、ポストブラック周辺~哀愁的なサウンドを好むリスナーであれば是非聴いてみて欲しい作品ですね。現在BandcampでNYP公開されていることですし。

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