オ〇ニストによる音楽批評

Mammal Hands/Floa

2016/12/17 23:30 投稿

  • タグ:
  • ジャズ



1. Quiet Fire
2. Hillum
3. Hourglass
4. Think Anything
5. In The Treetops
6. The Eyes That Saw The Mountain
7. Kudu
8. The Falling Dream
9. Shift

UK東部ノーフォーク州ノリッチ出身のジャズバンドの2nd。2012年結成、Nick Smart(piano/key)とJordan Smart(saxophone)の兄弟+Jesse Barrett(Dr)のトリオからなるバンドMammal Handsの最新作。新世代ピアノジャズバンドとして人気を博すGoGo Penguinが以前所属していたマンチェスターのGondwana Recordsからリリースされた本作「Floa」は、サックス、ピアノ、ドラム&タブラという異色の編成から生み出されるコンテンポラリーなジャズアンサンブルがゆっくりとたおやかな風を運び込みます。泣き叫ぶように吹き荒れるサックスやセンチメンタルなメロディセンスなど美点は様々ですが、特筆すべきはアフリカンな民族フレーズを織り交ぜた7. Kuduで、メンバーが影響を受けたとされるインドやアフリカの音楽が色濃く反映されたスピリチュアルな楽曲である。その他にもミニマル/電子音楽といった要素を上手く織り込むことで、ポストロック/エレクトロニカにも似た聴き心地をもたらし、私のような普段ジャズを聴くことのない身にもすんなりと入ってくるのが実に有難い仕様となっている。エレガンスなジャズ/クラシカル系統を好むリスナーなら楽しめるはず。


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