オ〇ニストによる音楽批評

Wake/Sowing the Seeds of a Worthless Tomorrow

2016/11/26 02:00 投稿

  • タグ:
  • グラインドコア
  • ハードコア



1. Burn Well
2. Wretched Tongues
3. Drones
4. Better Living Through Apathy
5. Low
6. Unrelenting Hate
7. Vultures
8. Endless Decay

カナダ西部アルバータ州カルガリー出身のグラインドコア/デスメタルバンドの3rd。Jacob Ryan(Ba)/Arjun Gill(Gt)/Rob LaChance(Gt)/Kyle Ball(Vo)の4人組(+セッションドラマーにBrian Serzynski)によって2009年に結成されたバンドで、Toxic Holocaustの中心人物Joel Grindと数多くのハードコア/グラインド作品を手掛けているBrad Boatrightをエンジニアに迎えた本作は、ハードコアとデスメタルの中間地点的なファストなグラインドナンバーを中心に構成された暴虐性の高い楽曲はかなりの即効性があり、全8曲20分弱という潔いトータルタイムもあってか非常にスッキリと聴き通せる良盤であります。静寂のイントロを挟んで、牙を剥き出しにするかの咆哮と突進力のある豪快なハードコアで幕を明ける1. Burn Well、怒涛の勢いで重戦車の如く攻めるグラインドナンバー2. Wretched Tongues、Convergeを彷彿とさせるカオティックコアライクな3. Drones、D-Beats路線の前半~骨太なスラッジへと移り変わる4. Better Living Through Apathy、DsO系の不穏なイントロ~木々をなぎ倒すかのような強烈な激音を叩き付ける5. Low、息苦しい緊迫感のあるスロー~獰猛なファストの狭間を彷徨いながらも最後までアグレッションを損なわずに走り抜ける8. Endless Decayまでとにかく強烈。今年のグラインド系新譜だとNailsやWormrotの二強なかんじですが、個人的には本作も負けず劣らずの逸品だと思ってて、次作でSouthern LordからKurt Ballouプロデュースで作品を出してきても何も驚かないよ。上記のバンドに加えてBaptistsやAll Pigs Must Dieなど黒く染まり切ったハードコアが好きならオススメ。ちなみに現在BandcampではNYP公開されていますので気になった方は是非とも。

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