オ〇ニストによる音楽批評

Ulvesang/Ulvesang

2016/10/06 23:35 投稿

  • タグ:
  • アコースティック
  • ダークフォーク
  • フォークロック



1. The Purge
2. Taakeferd
3. Two Rivers
4. Wolf's Passage
5. Litherpoan
6. A Town Of Ash
7. Across The Burning Canyon
8. Arms In Pledge To Ellis

カナダはノバスコシア州出身のダーク/ネオフォークバンドの1st。Alex Boyd(Gt/Vo),Ana Dujakovic(Gt/Ba),Laura Marr(Cello)の三人からなる若手で、「Ulvesang」というバンド名からして色々察するんだけど、そのセルフタイトルによるデビュー作が、かのUlverが初期のブラックメタル作品に挟まれる形で生み出したダーク/ネオフォークの名盤「Kveldssanger」へのリスペクト愛に溢れた北欧の闇夜を映し出すかのような神秘性に満ちたアコースティックソング集に仕上がっている。儚くも美しいメロディや深き森の奥底から湧き出るような不穏なフレーズには、私を構築する9(0)枚の一枚に選出するほどUlverの2ndに思い入れがある私としては、終始弾き語りスタイルだけにシンプルな良さがあるのと同時に酔い知れようなある種のカタルシスを覚えてしまう。その反面オリジナリティに欠ける点が付いて回るが、Prophecy他から2010年にリリースされた名コンピ「Whom The Moon A Night Song Sings」参加バンドをメインとしたこの手のジャンルなら多少は許されるじゃんって。一応BandcampのタグにはBlack Metalタグは付けられているので、異端児である本家Ulverの如く今後ブラックメタル化するかもしれない。或いは実験的なポスト/アンビエントへと感化されていく可能性も言わずもがなである。

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