オ〇ニストによる音楽批評

Vallendusk/Homeward Path

2016/04/30 23:25 投稿

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  • ポストブラック
  • アトモスブラック



1. Windswept Plain
2. Earth Serpent
3. The Anchors
4. The Wayfarers
5. Ring Of Fire
6. Eyes Of The Watcher
7. Grains Of Horizon

インドネシアは首都ジャカルタ出身のブラックゲイズ/アトモスフェリックブラックメタルバンドの2nd。あざといまでのエピカルで甘美なメロディを武器にKralliceばりのやりすぎなまでのトレモロリフの洪水でポストブラック周辺のリスナーに注目を浴びたデビュー作「Black Clouds Gathering」から約2年ぶりにリリースされた本作「Homeward Path」はというと、冒頭の1. Windswept Plainを聴けば分かるように、前作のエピックであざとカッコいいブラックゲイズ路線の踏襲が確認出来るが、粗暴な爆走パートとメロウなシューゲイザーでメリハリを付けた5. Ring Of Fireやどっしりとしていてクサ味も帯びたペイガンブラックのような大曲7. Grains Of Horizonなど微妙な変化が感じられる作品に仕上がっている。勿論、持ち味だったメロディの質も異なり、AlcestやDeafheavanのような温もりを感じるタイプではなく、どちらかというとシンフォ系やメロブラに通ずるクサめの味付けとなっており、この辺はリスナーの好み次第と言ったところだろうか。私自身としては一際突き抜けたエピックな叙情性に惚れていたり、今作の中途半端にプログレっぽくなってる曲構成のダサさなんかがあって、前作に軍配が上がるのだが、なんだかんだでメロディ派を唸らせるセンスは流石だと思う。

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