電脳旅団 TURBOO, Works./思考実験

それの意味『イミノミクス』 - コラム - 牛丼値上げ -

2014/03/24 23:55 投稿

  • タグ:
  • フィクション
  • 牛丼
  • 値上げ
  • デフレ
  • 賃金
  • 経済
  • コラム
  • 小説
  • お金
  • ブラック企業
前略 いまどき牛丼の値上げは正しい…。ライツ!ライツ!トッピングの卵を値上げしても良いだろう。
但し、あくまで市中の賃金が上がらなければ意味がないのである。ベア!ベア!ベア!(逆読み)正にベアノミクス。

消費財 成果物

消費増税分の価格の転嫁が進まないと、実質は値下げ。これでは、肝心のデフレ圧力は止まない。物価上昇を妨げる重い鍋蓋をどかして、鍋を「ぐつぐつ」と煮えたぎらせる。それをやりたがるのがアベノミクスの基本設計であるから、このタイミングでの消費増税は、机上の理論としては必ずしも矛盾している訳ではない。問題は、市井のマインドと実際の金回り(キャッシュ・フロー)の動向次第である。
経済がアベノミクスの狙いを正確にトレースするためには、商工業者が等しく消費税を最終価格に転嫁する必要があり、停止条件である。ここらがターニングポイントだろう。

家賃

家賃に対する消費増税分の価格の転嫁が進まないと、実質は値下げ。日本の金融(金回り)は土地本位制度として知られている通り、土地を担保にして金を貸したがる。土地を担保にした金回りが、この経済を支えている(今回、これ自体の議論はスルーしたがる)。
家賃が下がると、相対して土地の担保能力が減少し、結果として市中の金回りが阻害されるのである。アベノミクス最大の障壁が、実は、これだろう。いま、この資本主義の根幹が問われている局面なのじゃ。

土地本位制度

我が国に最たるこの土地本位制度は、日本列島の成り立ち、日本民族の成り立ち、農耕民族のDNAに由来している。経済理論とリンクした文明論上の命題でもあるが故、単純な問題ではない。これを論じるには、荘園経営の知見が欠かせない。町会主義、協調性、血脈主義、家族に対する愛情、郷愁、日本人の心のあり様に密接にリンクしているのが土地の価値(観)だと思う。

万が一、我が国が土地本位制度からの脱却を指向するとなると、市中の銀行の多くが倒れるかもしれない。日本の銀行の多くは、土地以外の担保を正しく査定してかつ適切にリスクを管理する能力を持っていないからである。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事