Xに掲載された投稿を再編集してお届けします。
hideのことを想っていて不思議な気持ちになった。
今も変わらず、最近になってhideのことを知り、その魅力に包まれる若い人がいたりするわけなのだけど、その人にとってhideの存在は全く新しい。
僕たちにとって26年前に時計の針が止まったことはとてつもなく悲しいのだけど、新たにhideを知った人にとっては、僕たちが今も感動するあのhideの遺したもの全てが、生きたままその新しいファンを包み、未来へ連れて行ってくれるからだ。
僕はこれまでhideに書いた手紙の中で必ず『ひでちゃん、永遠をありがとう』と書いてきた。
僕にとって永遠というのはそういうことを意味していたのだが、改めて感じたのは永遠が持つ『新しさ』だ。
あの26年前、僕たちが絶望したのは未来が見えなくなったからだ。
でも今hideと出会った人を、hideの遺したものは未来へ導いてくれる。
それは間違いなく「新しい」のだ。
I.N.A.ちゃんが今回手がけ完成した作品もまたその「新しさ」が未来に連れて行ってくれる。
松本さんがプロデュースする様々な活動もその「新しさ」が未来を見せてくれる。
これらはhideのエネルギーと輝きがとてつもないから実現する。
最近hideのファンになった人を夢中にさせるのも同じ。
「永遠に残るから」だけなのではなく、
常に「新しい」から「永遠」なのだ。
このことに気づくと、心は晴れやかに未来へ向かう。
晴れた空の下、僕はそういったことを想っていた。
そうして、改めていつものように手を合わせながらhideに伝えた。
『ひでちゃんありがとう、みんなに永遠をありがとう…』と。
2024年5月2日
津田直士
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Sony Music在籍時に「BLUE BLOOD」「Jealousy」「ART OF LIFE」
のCo ProducerとしてX JAPAN(当時はX)をプロデュース
インディーズ時代から東京ドーム公演までをメンバーと共に駆け抜けた記憶
の一部は、映画『WE ARE X』の中、インタビューという形で語られている。
また、自署「すべての始まり」にはその記憶のすべてが描かれている。
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