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津田大介の「メディアの現場」
――ニコ生「津田ブロマガeXtreme」第1回目書き起こし(前半)
2012.9.10(特別号外ブロマガ編vol.1)
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ブロマガ「津田大介の『メディアの現場』」のスペシャル版としてスタートし
た津田大介チャンネル生放送番組「津田ブロマガeXtreme(エクストリーム)」。
その放送内容の書き起こし記事を特別号外として、ブロマガ読者限定でお届け
します。(企画・制作:ドワンゴ)
第1回目の生放送では、津田ブロマガvol.43で取り上げた大手家電メーカー
「シャープ」の話題、vol.40で取り上げたDVDリッピング規制を含む改正著作
権法の話題を振り返りました。財務状況が深刻な事態に陥っているシャープと
台湾企業「鴻海(ホンハイ)精密工業」との資本提携の真の目的とは何か、液
晶分野では国内トップシェアを誇るシャープがなぜここまで凋落したのか。そ
して、DVDリッピングソフトを付録にした書籍を販売した「三才ブックス」の
取締役ら4名が摘発された事件から、改正著作権法によるアクセスコントロー
ル回避規制の問題、そしてACTAをめぐる問題へと掘り下げていきました。今回
は「津田ブロマガeXtreme」( http://live.nicovideo.jp/watch/lv105749282 )
第1回目の前半をお届けします。
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◆ニコ生「津田ブロマガeXtreme」第1回目書き起こし(前半)
――DVDリッピング規制でiPadでの動画視聴が違法になる?
(2012年8月27日 ニコニコ生放送「津田ブロマガeXtreme」)
出演:高橋杏美(アシスタント)、津田大介
津田大介(以下、津田):午後7時を回りました、こんばんは、津田大介です。
いつもニコニコ生放送のほうで、僕も番組をいくつも出させていただいている
んですが、今月から新しくレギュラー番組を持たせていただくことになり、
『津田ブロマガeXtreme(エクストリーム)』という名前の新番組を始めるこ
とになりました。よろしくお願いします。
あまりニコニコの視聴者には馴染みがないかもしれないんですが、この番組を、
僕と一緒に盛り上げてくれるアシスタントの方をご紹介します。高橋杏美(た
かはしあみ)さんです、よろしくお願いします。
高橋杏美さん(以下、高橋):よろしくお願いします。高橋杏美と申します。
津田:さっそく、コメントで高橋さんのことを「J-WAVEの人」って言うのがあ
ったんですけど。軽く自己紹介のほうを……。
高橋:はい、そうですね。「J-WAVE」の8時からの番組「JAM The World」の火
曜日担当が津田大介さんなんですけど、そのアシスタントを普段しております。
津田:そうなんですよね。「JAM The World」で、いつも毎週コンビを組ませ
ていただいてるんです。経緯を説明すると僕が、このドワンゴのニコニコのサ
ービス上で、『ブロマガ』という、メルマガだったりとか、動画を配信できた
りとか、そういうサービスを新しく始めて、「月イチで番組を自由にやってい
いですよ」っていう話になりました。うちの社員で番組を回すっていうことも
考えたんですけど、あまりに内輪ノリっぽいのもどうかなぁと、誰か客観的に
ちゃんと見てくれる人がいたほうがいいかと思いまして。時事ネタが多いので、
僕のメルマガは。時事ネタでちゃんと、いろいろと回してくれるアシスタント
の人は誰かなあって思ったら、高橋さんしかいないだろうということになりま
した。
高橋:ありがとうございます。
津田:今日、ここ実は放送しているのが、実は「J-WAVE」と同じなんですよね。
「J-WAVE」は、六本木ヒルズの33階から毎週放送しているんですけれど、そこ
の上の49階のアカデミーヒルズというところの会議室からいま放送しています。
33階からさらに上ということでね、この番組も、「JAM The World」よりさら
に格上という感じで(笑)、それを目指していくっていう感じで、やって行き
たいなあなんて思っています。
はい、ここからがいちおう、コーナーということで、「今月の“津田マガ”ヘ
ッドライン」ということで、ニコニコ生放送でお送りしています、津田ブログ
の『eXtreme(エクストリーム)』というこの番組。何でこの番組名にしたの
かって言うと、僕もちょっと、なんかノリで……そのときですね、前の日かな
んかに誰かと話していて、これからはもっとこういう時代だから、「どんどん
自分たちもエクストリームに行かなきゃいけないんだ」みたいなことを話して
いる人がいて、「エクストリームっていいなぁ」と思って。「限界を超えてエ
クストリームで行こう」っていう、そういう響きにつられて。
しかも、ブロマガの発表会のとき、番組をやることは決まっていたんですけれ
ど、「番組名を決めてください、今ここで、即効で」ぐらいの感じで来たので、
いやちょっと番組名どうしようかなって思ったら、前日に「エクストリーム」
っていうのが記憶に残っていて、じゃあ「エクストリーム」にしようと。
でも、「エクストリーム」をカタカナにするのか英単語にするのか、でも、
「津田ブロマガ」が漢字とカタカナだったら「エクストリーム」は英語だろう
と。でも、字面(じづら)を見たときに「extreme」であれば、単語だけでや
っているとちょっと主張がない。ってことは、これは「X(エックス)」だけ
を大文字にする方がカッコいいんじゃないかっていう、僕の中での厨二魂が発
揮されて、そして『eXtreme』になったということですね。
高橋:なんか、ざっくりタイトルが決まったんですね。
津田:かなりざっくりですね。そうそう、DOMMUNE(ドミューン)の宇川直宏
さんと話していて、かなり宇川さんの影響を受けて「エクストリーム」に決ま
ったという。
高橋:じゃあ、そろそろコーナーに行ってみましょうか。
津田:はい、よろしくお願いします。
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