旅と交通に関して、言いたい放題 by E2あさま

計画を立てるとき、ちゃんと調べた!?

2017/06/13 22:34 投稿

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旅や交通に関して言いたい放題やるこのブロマガ、今回はちょっと笑えるお話。

これは、概ね実話であり、私の記憶に基づいて構成しています。(「メーデー!航空事故の真実と真相」冒頭の定型文風に)

私が小学生だったころ、修学旅行に行くことになりました。
旅行会社やバス会社と学校が打ち合わせて、日程を組んでいました。行先は東京。ただしディズニーランドが行程にあったので一部千葉県も含まれています。
東京の見学地はあまりバラすと出身がばれてしまいそうですが、今から考えても名だたる著名スポットが並んでいました。
特に初日に関しては普通の観光じゃ行けないエリア(領域)だらけだったので、かなり有意義だったと言っていいでしょう。
2日目はディズニー→お台場だったので、普通の観光コースなんですがね…(テーマパークの混雑が嫌だったため、葛西臨海水族館などにしてほしかった)。

しかし、旅行数週間前、「旅のしおり」なるものを受け取りました。そして、違和感があった部分について私は担任の先生に指摘しました。

1.中央道上り線で、石川PAに停車してから八王子ICで降りることになっている。順序がおかしい。国立府中ICの誤植か?
(出発地)-[行程省略]-双葉SA(休憩)-石川PA(休憩)-八王子IC-第1見学地
(見学後、国立府中から乗り直し、初台だか外苑だかで出たがこのへんの表記はどうなってたか不明)

2.復路、環八通りから高井戸ICで乗りたいような表記になっているが、高井戸ICは八王子・甲府方面の入口がない。永福か調布から乗るのか、それとも高速道路区間に入るICだけを書いた?
(最終見学地)-高井戸IC-談合坂SA(休憩)-[行程省略]-帰着

という突っ込みどころがあったのです。なんでこんなことを当時小学生だった私が知っていたか…。
それは、つまるところ経験則です。小学生といえども頻度が高かった親のドライブで外を見ていて、いつの間にか中央道のIC/SA/PAの相関関係ぐらいは頭に入っていました。なお、このころには中央本線の駅名も頭に入っていたのでほぼ同じノリだったと思います。
そして高井戸ICや国立府中ICなどは利用頻度が比較的高いこともあって、「しおり」記載の内容には強烈な違和感があったのです。まあ、高井戸はもしかしたら首都高区間を省略したらああなったかもしれない…と思いました(実際には結構手前から首都高に乗ったままだった)が、石川と八王子の矛盾はどうしようもありません。

さて、ほかにもいろいろ微調整があったらしく、改訂版が配布されてきました。今度は「修学旅行の持ち物リスト」なるものもついていました。今となってはたかだか1泊2日なのに要らない(ただの荷物になる)ものも内容物に含まれていた気がします。現在の私の旅行では機動性を上げて満足でストレスなき観光ができるように荷物は極力減らし(下手するとリュック1個)ますが、それは一応気にしない方向で行きましょう。

しかしこの改訂版には、私の指摘を反映した改変がありました…改善とは到底言えないのですがね。
(出発地)-[行程省略]-双葉SA(休憩)-藤野PA(休憩)-八王子IC-第1見学地

これ見た瞬間、「バカやりやがった…」と思いました。実は指摘の際、藤野はやめて復路と同じ談合坂にしてほしいと言った覚えがあったのです。しかしその前の双葉SAとの距離が近いとかで蹴られたようです。
何故ここで正規のPAである藤野を嫌がったか。

これは藤野PAの構造を見れば理由がわかると思います。
実は教員はPA/SAの区別があまりわかっていなかったのか、それとも規模が石川PAと同程度だと思ったのか、藤野PAに特に違和感を感じていなかったようですが、あそこは
小 型 用 の 駐 車 場 し か な い
のです。あるのもモスバーガー、売店、自販機、トイレだけとかなり質素なところです。
そしてWikipedia曰くその小型ですら34台。どう考えてもほぼ満員の貸切バスが何台も入るところじゃありません。
これも一応指摘しましたが、うるさい奴だと思われたか、はたまたただの小学生の戯言と思われたか、結局直されませんでした。
実は藤野は中央道が大雪になったときに足止めを食らった場所だったのでよく知っていたのですが…。

そして当日。
バスの車列のうち最後の1台が入るかヒヤヒヤする場面がありました。ある程度空きがあったからよかったものの、サービスエリア内はうちの学校のバスとそこから降りてくる児童)で結構な割合を潰されてしまいました。
さすがにまずいと思ったらしく、教員もトイレに行きたい人以外はほぼ降りないようにしていました。
だから最初にちゃんと調べておけよ…と思った一幕でした。

他にも旅に関する変なエピソードはあります。

広島県で車を走らせていたときのこと。
日帰り温泉に向けてカーナビをセットして走っていたところ、それまで順調に案内をしていて、ちゃんと良いルートを出していたカーナビが突然変な指示を出しました。

県道どうしのT字路。直進は険道となる。温泉へは左。
しかし、カーナビは何故か「右方向」と言い張る。
右方向には建物が数件あるだけ。なんだこりゃ?
画面を見ると、このT字路は実は十字路となっていて、もう1本は直進方向の県道の旧道で、20-30m先で現道に合流する。

このときはカーナビを無視して温泉方向に向かったものの、あとで同乗者と議論した結果、あの交差点はカーナビ上では「立体交差」として誤認識あるいは誤登録されていて、20-30m先の現道旧道合流点から曲がって立体交差を通り温泉に向かえという指示であったようだと結論付けました。

立体交差と普通の交差点の区別ミスだったようです。備北のド田舎でよかったものの、東京でこれやられたならハマる。
このほか、カーナビの到着時間はメーカーにもよりますがだいたい当てになりません。なるのは残り距離表示ぐらいです。
下手すると、カーナビよりも自分で地図を読んで調べたほうが良いルートを割り出すことさえあります。結構とんでもない道を指定してくるパターンもありますし。

そしてこれをカーナビじゃなくて研修旅行のバスでもやられたこともあります。
あまり詳しく言うと出身がばれてしまいそうなので言いませんが、何故か高規格道路(対面通行の自動車専用道路)と高規格国道の組み合わせを避けて、100km以上遠回りの高速道路経由で行った上に、その高速の降りるICからして間違っていることがありました。地図をよく見なかったか、誰かに投げたか、道路が進化しているのを考慮できていないのか…(確かに20年前は酷い道だった)。
せめて私みたいな素人にバレるような行程組んじゃいけないでしょ…とは思いますが、意外と「行程がザルで使い物にならない」ことは多く、私がツアーバス(高速ツアーバスではなく、本来の意味)をほとんど使わない(地元のバス会社が運行する定期観光バスはそこそこ使う)理由でもあります。
例えば、宿に入る時間が早すぎて観光のメニューが薄い…とか、食事の時間が不自然に長くて絶対ヒマになる…とか。

そして、旅行が好きなはずなのに個人旅行で旅行会社(特に店舗を構えるタイプ)をほとんど使わない理由。
単純です。
「分かりにくくて使いにくい」
それだけです。

一例として挙げるなら、パッケージツアーを申し込もうとするときに、宿を選んで、往復鉄道or航空機を選んで、さてお値段は…という段になって、「基本料金はどこよ!?計算方法はどこよ!?モデル宿泊代金ってなんだよ!?」となることがしばしばあるのです。チラシでも基本料金が宿と一緒に書かれていたり最後に近いページにまとめて書かれていたりまちまちで、とにかくわかりにくいのです。ちゃんとレイアウトとユーザーインターフェースが考えて書かれていないので、使おうとしてもその旅行商品の解読から始めないといけないのです。

予約サイトなどでは自分に合う条件を入れるとすぐに概算料金が出て、航空便をずらすとこんだけ増減しますよ、ぐらいの表記があるので使いやすいとは思います。
(ただし問題がないわけではなく、自分好みでカスタムしようとするとなかなか面倒だし、エリアが細分化されすぎてるせいでホテル探しがやりにくいことがある)

そして旅行会社を利用する最大の強み…それは、航空便の座席をまとめて仕入れるために1席あたりが安いことが多かったのですが…最近これが弱くなってきました。
理由は、新しい交通モードの台頭とそれに対抗する大手航空会社の割引運賃です。
北陸~首都圏なら、北陸新幹線開通もあって前日までに予約すれば買える割引運賃があり、その運賃が新幹線と真っ向勝負できるのです。普通にこの運賃で往復購入してホテルを自前で予約しても旅行商品より安くなることがザラにあったりするのです。LCCとの競合が激しい九州~関西間は前泊の需要をフェリーが満たしていることもあり、さらにLCCのPeachが関空-九州各地に便を飛ばし…まぁ旅行会社はほとんど出る幕がありません。

そんな旅行会社ですが、旅行会社だからこそできることといえば、個人ではできない貸切運行を行うことです。
特別な団体臨時列車を運行したり、特典をつける…など。
しかし、行程の自由度が低くて躊躇するなんていう例もあるので、もっと自由度が高い旅行商品開発をしてほしいと思います。

…結局思うのは、旅行を計画するときには、まず自分が旅行しているときの立場を思い描いて計画することが大事だということです。


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