ワシントン条約で、練習戦艦としての保有が認められた戦艦比叡を、
ほぼフルスクラッチで製作しました。
今回は御召艦としても運用されていた、昭和10年前後の状態を、
当時の写真等を参考にしながら製作を進めました。
当初は金剛型のキットを改造すれば再現できるのではと考えていたのですが、
全長、全幅、甲板の形状が全て異なり、
さらに上部構造物に至っては完全に自作するしかないと判明し、
もはや別の船として建造するような状況になりました。
そのため、建造期間は半年にも及び、未だ内火艇や空中線等の艤装が完了していない有様です。
未完成の作品をお目に入れることをここにお詫びいたします。
製作工程としては、船体はフジミの特シリーズを流用し、
甲板は筋入りプラ板を貼り付けて独特の曲線を再現しました。
艦橋は周知の通り第二次改装時とは異なり極めて難解な構造をしているので、
写真を熟視してプラ板でスクラッチしています。
私はこの時代の金剛型が最も好きで、
戦艦としての優美さが最もよく体現されているように感じます。
すごくマニアックな船ですが、MCのお二人、
視聴者に皆さんにもその魅力が伝わって欲しいと願っています。
コメント
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何度見てもすごいですね!
よく知られている金剛型との違いが面白いです。
完全完成を楽しみにしております。
お疲れさまでした。