スケールモデル祭り2021にエントリーしてくださったみなさまの作品をご紹介します。
エントリーNo.169
モデラーネーム:いーじす
作品タイトル:「ぼくの田舎」
使用キット:マイクロエース 1/150 田舎の驛
製作コメント:
早いもので、スケールモデル祭りへの参加も9回目になります。
今回も参加できて大変うれしく思います。
去年鉄道プラモで参加してから温めてきたアイデアで、今年は参加することにしました。
「情景のプラモデル」として発売されているキットを、自分なりの思い入れでもって作ってみよう、というものですが、いろいろと別パーツや別キットを盛り込んだ結果、ずいぶんと高くつく情景となりました。
01:キットのままの状態でもレール幅の寸法がきれいに9mmで、Nゲージ車両を置いても支障はないのですが、やはり走行可能にもしたい、ということで、まずはレール部分を切り取ってトミックス製のレールに交換します。そのままですとレールの高さがホームに足りていないので、プラ板で高さを高くしています。
レール横には柵と看板を立てたいので、畑になる部分の側のパーツを切り詰めてスペースを作ります。
駅の横には道路が通り、踏切があるのですが、キットのパーツがいささか大きい(古いキットゆえに、今の目で見てしまうと、どのパーツも少し大きいです)のでグリーンマックス製「踏切セット」に交換しました。このキットには線路の踏み板や、道路部分のスロープも付属していますが、キットの道路幅とは異なるので、合うように切り詰めて使用しました。
02:駅舎はキットのまま組んでいますが、駅舎横のトイレはグリーンマックス製「トイレと物置」のキットに変更、柵をトミックス製に交換、郵便ポスト・名所案内用看板・花壇はいずれも大きいので修正します。
03:このキットの大きな特徴として、「本物の種を植えて草を育てることができる」というものがあるのですが、なにぶん古いキットゆえ、発芽するのかどうかは大変不安ですが、100均の土を入れて種をまいてみました。
なお、草や線路わきの砂利は津川洋行のカラーパウダー・グランドカバー・バラスト(茶)とトミックスのバラスト(グレー)を使用しました。
04;駅舎はキットのままなのですが、駅名のシールや郵便ポスト・名所案内看板・自動販売機などはカトー製「ローカル線の駅構内パーツセット」を使用しました。この製品はかなり新しいものゆえに、このキットに使用すると若干のミスマッチ感はあるかもしれません。
05:完成状態その1、踏切部分。モデル車両には、今はなきエーダイのキハ58を使用しました。キット付属の種が発芽しないことに危機感を抱き、結局100均で種を購入して蒔いてみたのですが、わずかに発芽してくれているようです。
06:完成状態その2、ホーム部分。突き出し部分の柱は、キットのままだと等間隔に立つようになっているのですが、実際はきれいに等間隔に立っている例は少ないようなので、ちょっとアンバランスになるようにしました。
07:完成状態その3。線路わきの柵と看板はトミックス製のものを使用していますが、今回許可をいただきまして、いつも大変お世話になっている池袋の模型製作スペース「ブランイヴウ」さんと、私の模型の師匠である吉村晃範さんの事務所の広告を掲出しました(コレがやりたかった)。
「キットを組み立てるとジオラマになる」というこんなキットが、また発売されると楽しいんじゃないかなぁと思いつつ…来年のスケールモデル祭りに参加するのを楽しみにしております。
2022年1月にYouTubeLiveにて「スケールモデル祭り2021エントリー作品お披露目放送」を予定しております。お楽しみに!
これまでのスケモ祭のアーカイブはこちら↓
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