こんにちは、苫米地英人です。
次回の放送は明日6月18日(火)、実話ナックルズの元編集長で、フリー編集者の久田将義氏と対談いたします。
久田氏とは、実は大分前からの知り合いで、実話ナックルズ誌面で、まだ犯人が捕まっていない「世田谷一家殺人事件」のプロファイリングをした時の担当編集が彼だったことがあり、久しぶりにお会いするので非常に楽しみです。今回、一緒にアップしている記事はそのときのものです(実話ナックルズ2004年2月号/ミリオン出版刊)。
当時の取材時の状況やこぼれエピソード、改めて犯人像についての推理、その他未解決事件についてなどについて、色々語れたらと思います。また、彼のやっている人気ブロマガ「ニコ生ナックルズマガジン」についても、色々聞こうと思っています。
さらに、今後とも、なるべくたくさんの方の質問にお答えしようと思っておりますので、質問、または悩み相談のメール、下記にいただけたらありがたいです。
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さらに、さる4月23日に行った放送である、株式会社ドワンゴの取締役であられる夏野剛さんとのスペシャル対談や最近の放送など、過去の動画を会員限定動画で投稿いたしましたので、また未視聴のかた、改めて見直したい方など、是非ご覧下さい。
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抽象度を上げれば「洗脳力」が身につく
さて、先週から始まっている、3週に渡って「洗脳力」についてお教えするのがお題の3週目です。前回は「“夢を実現させるため”の、自分の世界観の変え方、現実世界の変え方」についての話をしました。
「私はどうすれば幸せになれるのか」など「私」と言ってる限り、未来永劫幸せにはなれない。「私」を絶対的な存在として定義することは不可能だし、「理想の自分」になるにはどうすればいいかと悩む「自己実現願望」はありもしない架空の自分と競争なので勝ち目はない。私という小さな殻に閉じこもって原始的な欲求を求めるより、もっと抽象度の高い大きな夢を目指したほうがいい。
「自分とは単独で存在するものではなく、他者との関係によって存在するものである」との価値観を持ち、抽象度の高い夢を持つこと。「世界の人たちの幸せを願う」くらいでいいのです。
ただ残念なことに現実の世界では自分だけの幸福しか考えない人がたくさんいるので、抽象度の高い夢の実現には至っていない。ですが私は21世紀は人々が我欲をしっかりコントロールする時代だと思っている。
そのために今回は「抽象度を上げる訓練」をして、「私」という殻から抜け出る方法についてお教えいたします。そうすることにより、テーマである「洗脳力」が身につくのです。
「解決不可能」な問題も抽象度を上げると解決!
それでは「抽象度を上げる」ということについて説明していきます。まずは「抽象度」という考え方から理解していきましょう。「抽象」の反意語は「具象」あるいは「具体」です。ですから「抽象度を上げる」とは「具体性(具体度)を下げる」ことと同義です。
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似たような話だと、経済では「赤字(マイナス)」「黒字(プラス)」の二つの枠を
一つに囲むと、移動してるだけにすぎない、みたいな事を聞いたことがある。