自動改札機の中に人がいて、神業のスピードで切符をさばいている。
そんなフィクションのなかに現代社会の抱える問題も感じてしまう不思議な作品。
日々技術を磨き、自分の誇りをもって働く主人公の姿に、便利な暮らしや技術の進歩、私たちの未来について、立ち止まって考えたくなる。
時代の変化により失われていく職業は、これまでも沢山あっただろう。
それは技術職や職人たちだけではなく、
私たちが当たり前に暮らしている生活を陰で支えている裏方の人たち。
本作品は表には見えない「中の人」という設定だからこそ、
そんな名も無き仕事人たちに「ありがとう」とエールを送りたくなった。
(レビュー:向日水ニャミ子)

詫び錆び、余韻、構図と音フェチ。 バックトゥザフューチャーして、ネバーエンディングストーリーな妄想癖のある南方系の雑食中年女。コミック原作邦画多め、生と死がテーマになっていたり、地味めなファンタジー作品を好む傾向。
親からは「オマエの頭には“666”の文字が刻まれている」と恐れられていた。
繰り返し見る映画「ヴィタール」「奇蹟の輝き」「空気人形」
「美女缶」「下妻物語」「コンセント」
東京インディペンデント映画祭 / 東京神田神保町映画祭・向日水ニャミ子さん推薦
「切符師~SEPPUSHI~」28分監督:高嶋義明
<あらすじ>
改札機の中で切符をさばく仕事(切符師)。高木信彦は切符師を始めて20年経っていた。ある日、自分が担当している駅の改札がIC専用機になった。
<キャスト> ミョンジュ 草野雅美 車地瑞穂 中澤健太郎 大谷幸広
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