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プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明 1時間と10分~を見て

2021/03/30 07:09 投稿

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こんにちは

 プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明 1時間と10分までを見て
今日はその続きです。

 アフレコがすべて終わりました。
 映画の完成です。

番組スタッフ:「作品を作るのに命を懸けてるっておっしゃいましたが
         何でですか?」
庵野:「いや、他にやれることがないから。」
番組スタッフ:「なんでそこまでされるんですか?」
庵野:「うーん、 いや、何ていうか
    僕が最大限人の中で役に立てるのがそこくらいしかない。
    世間にはそれくらいしか役に立たない。」
 へえ、庵野さんが社会とか世の中とかいうんだ、って思いました。
 むしろそういう人だったの?って気持ちになりました。
 ここまでのインタビューで庵野さんが答えた中で
一番平凡な答えに思えます。
 この返答についてはどうとらえればいいんでしょう。
 テレビでエヴァンゲリオンが終わったときに、
庵野をどうやって殺すかのスレッドを立て、またそこに書き込んだ人たち、
何十年たってもエヴァンゲリオンの続編を待ち続けるファンの人たち、
それを社会とか世の中に見立てたんでしょうか。
 あるいは、庵野さんもしっかりした経営者になっているので
経営を通して関わる、社員の人、融資してくれる銀行、出資してくれる企業、
上映してくれる映画館、宣伝してくれる営業に携わる人たち、
それらを社会、世の中と言葉に変えて言ったんでしょうか。
 自分が思っていた庵野さんとはずれている答えだけに、この
インタビューへの返答を聞いて戸惑っています。
 自分の勝手な想像では、一番言葉に直せない感情の部分を
質問されたので、いろんな言葉を思いめぐらせて、一番近そうだと
その時思えたことを口にしただけで、庵野さん自身この返答には
まったく満足はしていないんじゃないかな、と思っているというか
そう思いたいと、望んでいます。

 試写会
庵野:「え、 じゃ、 長い間本当にご苦労様でした。」
    「あとは、まあ 本当に手短にだけ
    本当に ありがとうございました。」
 そして、ごゆっくりと声をかけて試写会場を出ていく庵野さん。
番組スタッフ:「どうして見ないんですか?」
庵野:「完成したら次の仕事しないと。」
 そして誰もいない小さなテーブルに、ノートパソコンを広げて
なにかしら、指でキーを押さえて打ち込む庵野さん。
 

 シンウルトラマンですかね?
 苦行だったー、終わったー、早く忘れたい―。
 終わっちゃったー、もう作る気はないけれど、もう作れない―。
 さみしい、さみしい、さみしい。
 もう声優さんたちを含めてみんな全員そろって仕事することが
できないー。
 とか、そんな気持ちを振り切りたいんでしょうか。
 早く次の楽しみの世界に入り込みたいんでしょうか。

 とにかく、ウルトラマンは庵野さんにとって大好きな作品です。
 学生時代にサークルで、ウルトラマンを撮影したこともある人です。
 庵野さんはウルトラマンになっていました。首から下は
ウルトラマンの衣装、スーツを着込んでいますが、
顔だけはマスクをかぶらずに、顔出しでウルトラマンをやっていました。

 いまだになぜ顔出しなのかわからないです。
 庵野さんの思いが何なのか、わからないです。
 けれど、ウルトラマンは本当に庵野さんの大好きな作品です。
 シンエヴァンゲリオンが完成したのです、エヴァンゲリヲンを
作り続けなければいけなかった呪縛から解き放たれて、
いよいよ、大好きな作品作りに取り掛かれるのです。
 心躍る時なのかもしれません。

庵野:「やってよかったなっていう気持ちを持ってもらうしかないですよね
   できたときに。
    それしか返すもんがないですもん。」
試写会を見ているスタッフの様子をカメラがうつします。
目じりを何度も何度もぬぐっているスタッフたち。

 試写会を見てきたスタッフが庵野さんに話しかけます。
スタッフ:「面白かったです。」
庵野:「ありがとう。」
スタッフ:「やれてよかったなあと思って。
      泣きそうになりましたよ。」
庵野:「泣いてよかったのに」
スタッフ:「いやいやいや。」

番組スタッフ:「プロフェッショナルとは?」
庵野:「あんまり考えたことない。
   あんまり、関係ないんじゃないですか。
   プロフェッショナルって言葉は。
   そもそもこの番組、その言葉がついてるのが僕嫌いなんですよ。
   ほかのタイトルにしてほしかったです。
    ありがとうございました。」
 多分、最後にほかのタイトルにしてほしかったですっていったのは
そこで笑ってほしかったんじゃないでしょうか。
 よそさんの仕事のことだから、そんな本気じゃ思っていない。
 だから、洒落で言ったんじゃないでしょうか。

エンディング。
 終了です。

 庵野さんは番組の中でも言っていたように
「謎を楽しむ人が少なくなった」ことを残念がる人でした。
 つまり謎を楽しむ人であり、謎を明かすのを無粋と思う人なのでしょう。
 だから、庵野さんのインタビューを見ていても
謎が多すぎるんですよね。インタビューに対しても謎を明かして
話すようなことはしなかったように思います。
 それゆえに、ヒントがもっと欲しかったです。
 番組側は、鈴木さんや宮崎さんを引っ張ってきました。
 いいヒントをくれていたと思います。
 だから、側面からもっともっとヒントを出してほしかったです。
 庵野さんを知る人たちのインタビューがもっとあれば、
庵野さんはこういう人で、仕事に対してこんな風に徹する人なんだと
いうことがもっとわかるようになったんではないでしょうか。
 学生時代に一緒に映画を作っていたサークルの仲間だとか、
もっとたくさんのヒトから庵野さんのことを語ってもらいたかったと
思いました。
 
 以上です。
 長くなりましたが、ありがとうございました。


 
  


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