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tkさんのgdgdひとりごと

今回の総選挙は、何を基準に選ぶべきなのか?

2014/11/22 21:29 投稿

コメント:1

  • タグ:
  • 政治経済
  • 衆院選

見ての通り、政治ネタの記事です。
まあ、ニュースサイトを巡ればいくらでも書いてるような内容ですし、
今あえて自分が書くような内容ではありませんが・・・(汗 とりあえず書いておきます。

「大義なき解散」
などと言われている現状ですが、それでも今回の選挙では二つの争点を現政権は提示しています。
1.現政権のこれまで2年間の経済政策(アベノミクス)の成果
2.増税の是非。
  アベノミクスは未だ途中。そして、未だ今一つの今の経済状況で「前政権の定めた」増税
  これをそのまま実行してしまっていいのか?



まずは1.アベノミクスの評価
これについてですが、そもそもアベノミクスってのは何なのか?
アベノミクス。「三本の矢」。。。
金融緩和。財政出動。成長戦略。ってのがその3つの骨格です。
あえて言うと、この3つの政策はアベノミクスという新しげな響きとは対照的に、古典的な、教科書的な経済政策です。

融緩和は、日本という経済により多くのお金を注入する政策です。時々誤解している人がいますが、金融業界に対する規制緩和ではありません。
例えば、日本という国の産業力は、なんだかんだで年々順当に進歩しています。スマホの性能は毎年高性能になっていますし、それ以外にも色々な製品の生産能力は年々上がって、沢山の良品を作れるようになっています。
しかし! それに対して人々の財布の中のお金の数が増えなかったらどうなるか?
沢山の品物は作られるのに、それに対して決算手段として必要なはずのお金は増えない。
つまり物に対して、相対的にお金の数が少なくなります。すると・・・
すると、お金そのものが希少価値だ。ステータスだ!となるわけですね。(らき☆○た風)
景気が良い時はテレビでもセレブ特集とかで車だ、エステだ、ヒルズじゃああゝとなりますが、デフレで不景気な時はこう資産より預金残高がお金持ちのバロメーターになってしまうという。
で、そうなると人たちは、あえてその貴重なお金を使おうとはしなくなります。節約に走る。
そうなると、まあ、その分製品の値段は下がるわけですが、それと同時にお賃金は下がります。そして、だからますます人々は財布の紐を締める。〜〜〜 すごくベタなデフレ・スパイラルの状況ですね。
これは、非常に単純化して言ってしまうと、「産業の大きさに対して、決済手段 〜お金〜 の数が追いついていない」ことが原因です。
だから、この「金融緩和」で国内の市場のお金の数を増やしてしまおう。というのがこの政策の眼目。
貧血で身体を廻る血液が足りない貧血患者に、血液を必要な分増やすと言えばわかりやすいでしょうか?
お金を増やすことで物価も当然上がるのですが、回りまわって給料も上がるし色んな所に余裕ができるぶん雇用なども良くなります。

政出動ってのは、政府が自身のおサイフを使って行う諸政策をひっくるめた政策の名前です。公共事業とか、給付金とか、まあ、色々、手段はありますが、国会で通された予算の範囲内で行われる政策。
アベノミクスでは国土強靭化とか地方創生とか言って、流石にそろそろボロくなってきて修理が必要な防災インフラの再整備・強化とか最初は言ってました(民主時代の「コンクリートから人へ」のスローガンの余波もあってあまり進んでない。
(逆に増税とか、そういう政府がよりお金を徴収するのも、逆方向ですが財政政策の範囲内です。)

長政策ってのは、まあ、一番ニュースとかで聞いていて「わかりやすい」政策。
「こういう規制が不便だから変えよう。」とか、「この産業は無駄が大きいから補助金切ろう」とか・・・
ニュースで聞いていて、これはある意味「具体的なイメージ」が湧きやすい政策だと思います。

以上が、これまでの2年間、現政権のもとで打たれた経済政策の概要です。
これは、上にも書いたけど、アベノミクスっていう言葉の新しさとは対照的に、だいぶロジカルな、教科書的な政策です。でも、僕としては、教科書的だからこそ、教科書通りのきっちりした成果を上げると思っています。(実際、雇用とかの指数は改善傾向)



そして、2.「増税の是非」
この増税が、今回の解散総選挙の直接の原因です。
「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税 法等の一部を改正する等の法律案」
これが、2012年に前政権の野田首相の時に民自公の三党合意で成立した消費増税法案の正式名称です。長いねw
で、「この消費税の増税でこれから少子高齢化で膨らむであろう社会保障を何とかしよう」ってのが法案制定時の目的。
しかし、しかしこの増税は上で書いた、アベノミクスの2つ目、財政出動と真っ向からバッティングします。上で「(逆に増税とか、そういう政府がよりお金を徴収するのも、逆方向ですが財政政策の範囲内です。)」と書きました。そういうことw
実際、不況だから公共事業でも給付金でも何でもお金を政府から市場に撒いて、経済を活気づけねばならない時期なのに、その市場の、それも一番増えて欲しい「消費」からお金を「取る」んですから、当然っちゃ当然。
そして、政府が消費増税で景気を冷やしたおかげで、むしろ税収は「下がる」って最悪の結末もありうる…………

つまり、簡単に言うと「上で言ったアベノミクスっていろんな政策で景気を回復させようとしていたけど、前政権から決められていた消費増税をそのまま実行してしまって失敗した」っていうのがこの2年間なんですね。より簡単に言うと、民主党が決めた消費増税は早すぎた。

そして、その消費増税の法律では、「さらに10%に引き上げる」ってのが決められておりました。
しかし、かと言って安直に税率あげたら、この2年間の二の舞いになる。
で、だから税率引上は先送りするべきである。

というわけで、今回の解散の理由に至ります。
「消費増税を延期するけど、それでおk?」
これを選挙で国民に問う。というわけ。。。

でも、多くの人は疑問でしょう。
「なんで、国会で勝手に決めれた消費増税の法律を、たった増税を延期するだけのために解散しなきゃいけないのか?」

確かに、現行の消費増税の法律には景気条項といって「景気が悪くて、増税したら経済が死ぬる」って場合に消費増税を”再検討する”という条項があります。
けど、だけど、その景気条項があるからといって、内閣が消費税増税法を勝手にいじれるモノではないのです。
あくまで再検討するだけ。そして、延期した後の具体的な方法においては、国会で新しい法律を作る必要があるのです。

そして、「増税を先送りする」とただ言っただけでは他の政治家(民主党とかの野党、そして与党自民党内の増税派)はどう反応するか?
「一度決まった法案を実行しないのは無責任だ。」「財政破綻を避けるための増税なのに、それを延期だなんて安倍内閣は経済観念がない!」「社会保障のための増税を先送りなんて、人気取りの弱者切り捨て」
と、まあ、そんな感じで素直にそのまま法改正案を出したとしても、反対案の続出は必定。
民主党とか直前まで「増税先送りはアベノミクスの失敗www」とか言ってました。(正確には、増税自体はアベノミクス以前から決まっていたこと←→アベノミクスはそれ以外の経済対策なのですが・・・(汗 民主党の厚顔無恥さには呆れますね。まあ、そこは(察し
(そして、そこを突破しきれずに「早すぎる増税」を許してしまったのが、安倍政権の経済政策の一つの失敗です。結果、今の状況。)

で、増税延期に伴う色々な国会の審議は揉めに揉めるのが火を見るより明らか。
それこそ国民に問わなければ抑えきれないほど。
要するに「ねえ、経済的に増税無理だけど野党etc. は増税しろ言ってる。延期しておk?」ということ。要するに、国民の支持を基盤にして、必要な経済政策への反対意見を乗り切ろうってことですかねw

まぁ、解散の観測が流れたら最終的に野党が増税反対に流れちゃったからなんかよく解んなくなっちゃったけどねww



というわけで、今回の選挙の争点については、以下のようになります。
1.アベノミクス2年間やった結果。消費は(消費税の影響もあって)まだ回復してないけど、それでも雇用指数はだいぶマシになった。それについての評価。
2.で、それに水を差す消費増税。こいつをどう思う?・・・すごく・・・(影響が)大きいです・・・

以上。

個人的には、現政権について、経済政策については、一定の評価をしています。
アベノミクスっていうのは、結構「教科書的」な内容です。(ベタだけど王道と私は思っています)
で、だからこそ、今回の選挙での野党の言う「アベノミクスそのものが間違い。失政」っていう主張には反対です。正直言って、教科書にケチつけてるようなもんw
個人的には、野党にはアベノミクスそのものは基礎の基礎として前提にして、そしてその上でまだ自民党が明確に提示しきれていない分野(例えば社会福祉、所得の再分配とか?)で自分のカラーを出して欲しいもんだけど・・・ ダメみたいですね(諦め)

え、なに? 結局何が争点なのかわかんない?
う〜ん。個人的には野党が争点作るのをサボってるようにしか思えないな(汗w

とりあえず、tkも来月の投票まで色々勉強しときます。
では|ノシ


P.S.
あと、選挙にかかる700億円が無駄金って人もいますが、建前的な意味では仮にも民主主義国家である以上選挙にかかる金を惜しむべきではないと思いますし、実利的な意味では選挙にかかるお金は国内で回るんだし別にイイんじゃね?ッて思ってますww

コメント

tk (著者)
No.1 (2014/11/22 22:41)
要するに、「必要な経済政策:増税の延期を打つときの(野党etc.の)面倒くさい反対論を、選挙という国民の支持で封じ込めよう」っていうかなり政治取引的な理由だって思ってます。今回の衆院解散の直接の理由は。
とはいえ、これまでの経済政策の評価とか、それ以外にも様々な細かい政策の違いも公約として出てくるので、やはり一票を投じる身としては慎重に考える必要はあると思っています。
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