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人生相談の回答者としての心構え

2019/09/10 23:40 投稿

コメント:7

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相談系組織の定番を否定する

最近は相談サイトで回答者として日々出没している。
そこで思うのだが、人生相談とは相手の立場に立ち寄り添い、相談者を否定せず優しくフォローしてあげるのが定説となっている。
うつ病患者にあなたのやり方は間違ってるからこうしろなんて最悪の回答である。
それは良いと思うのだが、どんな相談でもそうするのは違うと思う。

例えば、中にはとんでもない輩が相談することもある。
そもそも相談者が悪く、悪びれもしないのに自分の都合だけでどうすればよいかを相談してくるパターン。
こんな輩にはあなたが相手を傷つけていると冷静に叱ってやれば良い。
望みを叶えてやる必要なんてない。
もちろんクズだと暴言を吐く事はしないが、相談者が悪いということは伝えなければ何も変わらない。
たとえ相談者の得にはならなくても振り回される周りの人間の被害が減ればそれだけでも効果はあったと言える。

また、未来のことについて悩む若者へは優しくするよりしっかりと進むべき道を示したほうが良い。
もちろん人生に迷っての相談なんだから出来ない相談者を否定したりするのはNG。
でも「不安ですよね。わかります。皆同じく不安なんですよ。」で気休めを言うだけの回答もNG。
結局わけがわからないまま気休めを言われたところで若者はこれからどうするか全く方針が定まらない。
持論でいい、相談者が何を出来てないかを分析し、持論をわかりやすく説明してやる。

主張をするうえで注意するべきこと

中にはヘマをしてしまえば自殺に追い込んでしまうかもしれない危ない相談もある。
そういった相談には、私はあなたの文章からこう感じた上での回答であると保険を打っている。
分析が間違ってる時点で危うくなるので、違っていたらスルーしてねと相手の思考に委ねることで、回答者が正しく相談者を否定するという構図を回避することが重要。
そうでもしないと自分は何も出来ないクズだ、回答者にもそう思われたからやっぱり自分は駄目なんだとなりかねない。
私も人間だ、間違ってることなんていくらでもある。

ただ、解決方法が診断を受けるべき、精神を休ませる必要がある時だけは気休めを言っている。
相談者の精神力の疲弊と思考力の低下が原因であり、解決方法を自力で実行する事が不可能と判断した時だ。

寄り添うとは?

私の思う相談者に寄り添うとは、文章から状況と精神状態を読み解くこと、そうなった原因を分析すること、解決になりそうな方法か糸口を考えることである。
そして、この3つを正直に相談者に伝えることだ。

そのためには自分の人生経験と、他人を観察して培った人間像、一般的によくある話をフルに活用すること。
例えば、バイト先に口のうるさい人がいて困っていたら、「そういう人は仕事が出来る場合が多いのですが」と言ってみる。
こういったあるあるはだいたい的中する。
私自身はそういった経験がないにもかかわらずね。
そして一見無駄に見えるこの一言は、実は大事。
その困った人が仕事ができれば、上司はあまり波風を立てたくなくなるというケースが成立する。
それを軸に話をすすめることができ、当たればなるほどと思うし、外れても一応筋を通すことが出来るから一方的に厚かましく回答してきたとは思われにくい。
現に、私の推測に驚かれた相談者が複数いる。

回答は正しくない

さて、ここまで私のやり方を披露してきたのだが、人生というのは一筋縄ではいかないものである。
最終的にこうした方が良い、ああしたほうが良いとアドバイスはするものの、実際に実行して失敗する事なんてしょっちゅうあるだろう。
そこで最初から進むべき道を2つ用意することもある。
上手く行かなかった時にどうするかを伝える事もある。
そんなはっきりしない道筋を示すだけでいいのかと思うかも知れないが、相談者に選ばせるというのは非常に大事な要素である。
そもそも絶対的に成功する回答なんてないし、悩みというのは最終的には自分で切り開かなければいけない。
無思慮に回答者にすがるだけでは、失敗しても教訓にならないし、事あるごとに悩むはめになる。

悩みの本質を理解することを心構えとせよ

悩みの根幹とは上司がセクハラをしてくるからでもなければ、告白がなかなか出来ないからといった個別の問題ではない。
それは原因であって、本質は自力で進めないということである。
そこを自分で進めるようきっかけを作り、後押ししてやるのが回答者である
そして進めるようにするためには、理解を示し肯定してあげるだけではなく、状況に見合った様々な回答が必要なのだ。

コメント

Thiner (著者)
No.5 (2019/09/16 18:01)
確かに身も蓋もない
具体的にどうするのよって思うかも知れないけど、少なくとも自分なりの回答を導き出せなきゃ回答側に回るのは難しいと思う
島津抹茶
No.6 (2019/09/16 21:29)
アメリカの社会福祉学者バイスティックが1957年に書いた『ケースワークの原則』に似たようなこと書かれてますね
Thiner (著者)
No.7 (2019/09/16 23:10)
俺は学者並みの考えを持ってる!やったぜ

というのは冗談である程度深く考えれば似たようなところに終始するのかなぁ
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