ジワジワと人気を集めているアクロスの『バーサス』。
レバーONで鳴る予告音の期待感
ビッグに偏ると意外なまでの瞬発力
などなど打ち手を惹きつける要素は数多あります。
それこそ十人十色、千差万別の話。
その魅力を掘り下げる前に、まずは本機に於ける基本事項を確認していきましょう。
■配列
3リール・21コマ
■有効ライン
・通常時(ボーナス中以外)
3枚掛け…「上段、中段、下段、右上がり、右下がり」のオーソドックス5ライン
1枚掛け…中段一直線のみの1ライン
任意で選択。
・ボーナス中
2枚掛け…「右上がり、右下がり、小山型」の変則3ライン
自動で強制。
■ゲームフロー
出玉の大部分をボーナスに依存するゲーム性である。
ビックボーナス後に2種類のRTへ移行する。
■ボーナスの種類
・BIGボーナス
VBIGボーナスと赤BIGボーナスの2種類。
両者は同性能だが別フラグとなっている。
最大純増枚数は以下の手順を行うことによって311枚。
予告音非発生時に
変則フリー打ちをして → 左上段に赤7をビタ押し。
この14枚の払い出しを一回受けたら、残りは順押しで消化する。
・REGボーナス
絵柄の組み合わせは「BAR・BAR・BAR」と「赤7・赤7・BAR」の2種類あるが、
同一フラグとなっている。
純増枚数は104枚固定。
※3連Vをビタ押しすると停止音が変化するが、攻略要素ではない
・RT
ビッグ消化後に必ず突入する。
第1段階RT「VS-CHANCE」と第2段階RT「VS-GAME」がある。
まず1段階目は
①ボーナス成立
②特定出目入賞(JACINリプレイ)
③20ゲーム消化
まで継続するRT「VS-CHANCE」に突入する。
②の終了条件であるJACINは目押しによって引き延ばすことが可能。
JACINリプレイ成立時にナビが発生するので
変則押しした後に、左枠上か上段にBARを目押し。
これでJACIN(VS-GAME移行)を阻止でき、残り7ゲームまで引き延ばせば、
RTの効果を最大限発揮できるようになる。
JACINさせるべきかどうかはナビに従えばOKだ。
JACINさせる場合は順押しフリー打ち。
もし、間違えて変則押しした場合は左赤7を目安に押せば簡単にINさせられる。
1ゲームあたりの増加枚数は約0.3枚とやや控えめ。
JACINさせられず、ボーナスも成立せず、既定の20ゲームを消化した場合は通常時へ。
JACINリプレイが入賞すると2段階目のRT「VS-GAME」へ。
①ボーナス成立
②20ゲーム消化
まで継続。
ここではJACINハズシなどの攻略要素はない。
1ゲームあたりの増加枚数は約0.5枚。
VS-GAMEが終了したら、ループ性能などはなく、通常時の確率に戻る。
■抽選確率(通常時・3枚掛け)
Vビッグと赤ビッグの比率は1:1。
ここのはずれは小役やリプレイが成立していない、即ち、単独成立の意味。
ベルとスイカAに比較的大きな王道的設定差アリ。
他はあっても微差、あるいは変則的なものとなっている。
■抽選確率(RT中・3枚掛け)
通常時、及び各RT状態でのリプレイ抽選確率をピックアップ。
それぞれボーナス重複も込みの数値。
VS-CHANCEとVS-GAMEは純はずれの数値に注目すると設定推測要素となる。
リプレイ以外の小役、及びボーナスに関する抽選値は非RT中から変動はしない。
■抽選確率(通常時・1枚掛け)
1枚掛け時の小役はベルとチェリーのみに。
よって、スイカのフォローは考慮しなくて構わない。
■抽選確率(ビッグ中・2枚掛け)
ベル…順押し時は15枚、変則押し時は14枚で取ることが可能なベル
チャンスベルA…予告音は鳴るが、左に3連Vが停止しないベル
チャンスベルB…予告音が鳴り、左3連Vが停止するが、Vが揃わないベル
特殊ベルA…予告音が鳴り、左3連Vが停止し、上下段にVが揃うベル(偶数設定示唆)
特殊ベルB…予告音が鳴り、左3連Vが停止し、中段にVが揃うベル(高設定示唆)
はずれ…予告音が鳴り、左3連Vが停止し、斜めにVが揃うが、払い出しはない(設定1否定)
※ベル以外は変則押しをしても14枚では獲得できないので注意
■設定別ペイアウト
以上で、本機の基本的な紹介を終了となります。
あとは、順を追って鉄板的補足説明を入れていきますね。
通常時は2枚掛け不可というのが前身機『ハナビ』にはない部分。
それが何か? と思うかもしれませんが、これが結構重要なんですよ。
設定1でもペイアウトが100%を超えるから勝てるので打っているというプレイヤーも
多いはずですが、100.5%という数字はギリギリの勝負。
故に、少しでもペイアウトを削ってしまうことは避けたいわけです。
ここで仮に2枚掛けが有効だったとしましょう。
パチスロはベット数が多くなるほど有利になる設計が基本です。
2枚掛けでは100%に届かない数値に組まれるのが妥当と予測できますね。
そこで、ですよ。
皆さんも経験がありませんか?
クレジットプレイ中に残りが1枚、2枚になっていることに気づかずMAXBETを押して回してしまうことを。ワイはしばしばやってしまいますね。
残り1枚の時は防げませんが、2枚の時は回せないので助かる…これだけでだいぶデカいわけで。
長時間プレイの最中でうっかりミスが減るのは嬉しい限りですね。
他に、ベット枚数に関して特に述べることはないでしょう。
極々フツーに何も気にせずプレイできます。
各役の抽選確率に関して。
数値の詳細を知るということは立ち回りの根拠に用いるのが主目的になると思いますが、
ボーナス周りの当選契機別に目立った設定推測要素はナシ。
あくまでもトータルのボーナス出現率をチェックしていくことが肝要です。
小役に関しても、あからさまに使えるものはありません。
通常時のベルとスイカAをコツコツとカウントしていきましょう。
RT中のハズレも設定推測要素の一つ。
やって損はないので並行して行っていくと良いと思います。
しかし、何故チェリーは設定5と6で逆転現象が起きているんだろう??
個人的には気になってしょうがないんですけど…。
ビッグ中はまず設定の偶奇数チェックが主力。
サンプルがたまりやすく、ビッグ回数を重ねれば信頼度が増していくでしょう。
中段V揃いと斜めV揃いはどっちが嬉しいかというと…
据えているレベル次第ですかね。
ワイレベルの立ち回りでも設定2以上が確定する純はずれ(斜めV揃い)はそれなりに遭遇します。
ただ、粘った結果「うん、設定は2だね!」というオチがデフォ。
設定1でもいいというバーサスで遊びたい派は労せずしてゆるぎない根拠が持てる斜めV揃い、
ワシらは遊びに来てるんじゃねーぞというガチ勢は中段V揃いが優先となるでしょうか。
コメント
コメントを書く