アメリカのサウスカロライナ州で、2月20日、共和党の予備選挙が行われ、ドナルド・トランプ候補が勝利しました。
これまでのアイオワ州の党員集会、ニューハンプシャー州の予備選挙と違って、サウスカロライナ州の予備選挙はある種の「総取り」方式です。
アイオワとニューハンプシャーは、各候補の得票に応じて、州に割り当てられた代議員の数を各候補に割り振っていく比例代表方式でしたし、2月23日のネバダ州の党員集会も比例代表方式です。
(ネバダ州は30名の代議員が比例配分され、得票率約3.33%に一人の割合で代議員が割り当てられます。)
しかし、サウスカロライナは、州に割り当てられた50の代議員を州全体でトップの候補者に29名、サウスカロライナの7つの連邦下院議員選挙区ごとにトップになった候補者に、一選挙区ごとに3名ずつの代議員を割り当てます。
トランプ候補は、州全体でトップになり、29名の代議員をまず獲得
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