我が国の健康保険制度は、おおざっぱに言うと、国民健康保険(市町村国保)、協会けんぽ、健保(組合健保)、共済組合、後期高齢者医療制度に分けられる。

健保と国保を比べてみると、健保は若く、医療費が安く、所得が高く、国保は、定年退職して健保を抜けた人が国保に入ることから、平均年齢が高く、そのため医療費が高く、年金受給者が多く平均所得は低い。