リーマンショックを受けて、政府が総需要を拡大しようと予算が大きく膨らんだ。
2008年度の決算で、プライマリーバランス対象経費65.5兆円だったものが2009年度には82.5兆円になっている。
その後もPB対象経費は60兆円台に戻ることなく推移しているため、リーマンショックを受けての歳出増が水膨れしたままになっているという批判がある。
各年度の決算(2014年度は補正後予算、2015年度は当初予算)を掲載してみる。
各年度に続く数字は、プライマリーバランス(基礎的財政収支)対象経費合計額 社会保障 交付税 公共事業 防衛 文教 その他 国債費(これのみPB対象外)。
それぞれ単位は千億円。
年度 計 社 交 公 防 文 他 債
2007 626 211 149 73 48 55 90 193
2008 655 226 157 69 48 55 101 192
2009 825 287
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