国会が始まると、通常国会ならば総理の施政方針演説など政府4演説、臨時国会ならば総理の所信表明がまず行われ、次いでそれに対する代表質問が衆参の本会議で行われます。
それが終わるとまず衆議院で予算委員会が行われ、次に参議院で予算委員会が行われます。
衆議院、参議院の予算委員会は、はじめの2日程度は基本的質疑と呼ばれ、NHKのテレビ入りで行われるので、ご覧になったことがあるかもしれません。
衆議院の予算委員会と参議院の予算委員会の基本的質疑には、大きく違うところが一つあります。
それは質問時間の決め方です。
衆議院では「往復方式」と呼ばれ、質問時間と答弁時間を合わせて何分という決め方をします。
一人の質問者が委員長に指名された時から時計の針が動き始め、質問者が質問している間も閣僚が答弁している間も針は動き続けます。
参議院では、これが「片道方式」となります。
参議院では、質問者の質問時間が何分と
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