対ロシア制裁の実効性
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2022年4月までの対ロシア制裁の実効性がどうであったか、まとめてみました。
まず、西側諸国は、ロシア中央銀行の外貨準備の60%を凍結しました。
これにより、ロシア中央銀行は、これらを使ってルーブルの価値を守ることができなくなり、ロシアにとって、輸出から得る外貨が、政府の収入と外貨準備の両方にとって非常に重要になりました。
2002年から2021年にかけて、ロシアの輸出収入の約6割が石油、石炭、天然ガスによるものでした。
これまでは石油が最も重要な輸出品目でしたが、天然ガスの価格が前年同期比で6倍、2021年の平均価格と比較しても2倍と高騰したため、天然ガスの重要性が石油を凌ぐようになりました。
エネルギー価格の高騰もあり、ロシア経済にとって、石油と天然ガスの輸出が命綱になり、堅調なエネルギー輸出がルーブルの価値を支えています。
ロシアの石油輸出の約60%がヨーロッパ向けで、その内の三分の
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