電話会談は、メモを取らなければならないので、多くの場合、スピーカーフォンを利用してやります。
防衛大臣会談も含め、こうした外交のやりとりは、記録が命なので、担当者が必死に記録します。
今はもう21世紀ですが、時には、なぜか相手の役所の固定電話との接続がうまくいかない時があります。
なので、必ず予定時間の一時間ぐらい前に担当者同士が、大臣室に来て、本番用の電話を使ってテストコールをやります。
テストコールがうまくいったからといって、本番がうまくいくとは限らないのですが。
その場合、最悪、携帯電話でやることもありますが、その時もスピーカーをオンにします。
話すのは私ひとりですが、相手によって、次官、防衛審議官、局長、課長などが陪席します。
多くの場合、英語で直接、やりとりしますが、英語または日本語の通訳が入る場合があります。
こちらの発言はこちら側の通訳が訳し、相手側の発言は
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