昨年末、日本はIWCを脱退する旨の通告を行いました。
今年の6月30日に正式にIWCからの脱退の効力が発生します。
IWCは、国際捕鯨取締条約の下、鯨類の保存と捕鯨産業の秩序ある発展という二つの役割があるにもかかわらず、現在のIWCは保護のみを重視し、鯨類資源の持続的利用の立場と保護の立場の共存が不可能であることが改めて明らかとなったことを踏まえ、今回の決断に至りました。
しかし、脱退後も、科学委員会等IWCにはオブザーバーとして引き続き参加することになります。
7月以降は、現行の科学調査を終了し、南極海、南半球での捕鯨は行いません。
日本の科学調査の2017年の捕獲枠は、南極海のクロミンククジラが333頭、北西太平洋のイワシクジラが134頭、ミンククジラが170頭、合計304頭でした。
このうちの南極海は今後、ゼロになります。
もし商業捕鯨が再開されれば、日本の領海またはEEZの中だけで
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