2025年の国際博覧会の大阪開催が決まりました。
外務省も万博誘致のため、本省と在外公館が一体となって活動してきました。
2025年の万博は、当初、大阪に加えて、ロシアのエカテリンブルク、アゼルバイジャンのバクー、フランスのパリの4都市が立候補を表明していました。
しかし、オリンピックを誘致したパリが途中で辞退し、3都市の争いとなりました。
開催地は、BIEという国際機関での加盟国による投票で決まります。
1回目の投票で3分の2以上の得票を得た都市が開催地となりますが、もし3分の2以上を取る都市がなければ、最下位の都市を除外して、上位二都市で決選投票となり、過半数得票で開催地が決定します。
BIEの加盟国は170あるのですが、分担金を支払わず、投票権が失効してしまった国がいくつもありました。
ですから当初、何か国で3分の2、あるいは決選投票で過半数が何票になるのかなかなか読めない状況でした
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