不定期にやっている「おすすめの本」シリーズです。
(シリーズにしては間が空いています)
「Six Minutes in May」 by Nicholas Shakespeare
How Churchill unexpectedly became Prime Ministerという副題がついていますが、ネヴィル・チェンバレンからチャーチルへの政権移行のことを当時の関係者の出版されていない日記なども含め、丹念に調べた本です。
辻一弘さんがアカデミー賞のメイクアップ&スタイリング賞をとった映画で「Darkest Hour」(邦題「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」)というのが最近ありました。
たしかにチャーチルがリーダーシップを発揮して、イギリスがナチスドイツに対して単独で戦い続け、やがて反転攻勢をかけて連合国側が勝利を収めるのですが、なぜ、チャーチルがあの場面で首相になっ
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