国の施設の開放の対象となっている京都の修学院離宮と桂離宮の視察に参りました。
修学院離宮は、1659年に後水尾天皇によって造営された山荘で、上中下の3つの離宮からなり、その間をつなぐ松並木と水田で構成されています。
桂離宮は、1662年までに八条宮智仁親王と智忠親王によって造営された山荘で、ドイツの建築家ブルーノ・タウトが絶賛したことから、欧米にもその美しさが広く知られるようになり、外国からの観光客も少なくありません。
修学院離宮の上離宮の隣雲亭から浴龍池を見下ろす。
修学院離宮の中離宮の客殿のある霞棚。 桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚とならび天下の三棚とよばれます。 まるで霞がたなびいているような。
霞棚の地袋の引手。 羽子板の形になっています。
釘隠しは花車。
客殿のふすまの引手には葵の紋と菊の御紋が。 後水尾天皇の皇后、東福門院は徳川秀忠の娘和子でしたので、幕府のバックアップ
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