熊本地震に関して、「激甚災害指定」と「災害救助法の指定」が話題になっています。
「災害救助法の指定」を受けると避難所、応急仮設住宅の設置、食品、飲料水の給与、医療、被災者の救出などにかかる費用について市町村の負担がなくなります。
熊本地震では、地震の翌朝に指定されました。
一方、「激甚災害制度」は、国民経済に著しい影響を与えるような激甚な災害から復旧するにあたり、自治体の財政負担を軽減するために、公共土木施設や農地等の災害復旧に必要な費用に関して国庫補助の嵩上げを行うものです。
被災したり、避難所に避難したりしている人には今すぐ直接、関係はありません。
激甚災害の指定は、復旧費用がその自治体の財政力の一定割合を超えるかどうかで、機械的に決まります。
その為、指定にあたっては、災害復旧に必要な金額の査定がまず必要です。
激甚災害の指定には、全国的に大きな被害をもたらした災害を指定するいわ
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