たままが

バージョン差によるRTAにおける影響についての私見(大いなる遺産の場合)

2013/02/03 00:27 投稿

コメント:2

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バグは大抵のゲームに存在する、ゲームの面白さに多大な影響を与える要素だと思っています。
致命的なものであればゲームバランスを崩壊させるものも多々あります。
最近のネットワーク接続が可能な機種であれば、このようなバグも後に修正することも可能ですが、
(参考:侍道3のダメージが1になるバグ。私が昔見つけたやつですが後にアップデートで修正されました)

スーパーファミコンのカセットではそういうアップデートはできません。
そのため、メーカー側は第二版、第三版……と、バグの修正を行った改修版を出していたりしますが、
むしろバグを利用することでタイム短縮を狙う部分もあるRTAの場合、バグ修正前の版の方が好都合だったりと
カセットの版数がRTAを行う上での重要な要素となってしまうケースがあります。

前置きが長くなってしまいましたが、ナイトガンダム物語 大いなる遺産の場合も2つのバージョンがあります。
前期版と後期版とここでは呼称しますが、これらの版数差によってRTAでどのような影響があるのか。
後期版についてはまだ調査不足ではありますが、現在私が認識している範囲で以下述べさせていただきます。




(1)「さんしょのみ」による蘇生効果の有無
おそらくこのゲームでの前期版・後期版の差を語る上で一番有名な差異ではないでしょうか。
このゲームで最も有名なバグの一つに、「戦闘中にさんしょのみを死んだ仲間に使用すると蘇生効果がある」というものがあります。
後期版ではこのバグが修正されているため、戦闘中の蘇生手段は一部キャラの蘇生魔法、そして魂の玉のみとなります。
さんしょのみの蘇生効果がなくなることで、RTAをする上での安定度は下がります。特にサイコゴーレム戦での勝率は下がるでしょう。
ただし理想的な展開においてはそもそもさんしょのみをそこまで使用しないこともあり、
逆に後期版ではさんしょのみが最初から使用しないアイテムになる分タイム短縮になる箇所もあります。

⇒安定度ではバグが存在する前期版有利。ただし理想的展開では差異なし

(2)「アムロ増殖バグ」の有無
こちらもある意味非常に有名なバグです。
アルバムワープバグを応用することで3章の本来ならアムロ一人旅となる場面でラクロアに帰還することができますが、
その際に特定の何か所かではアムロを先頭にしておかないと先頭キャラがアムロになるというバグが発生します。
例えばハイザック戦で、ネモ・アムロの順で戦闘すると、戦闘終了後にアムロ・アムロになるという誰得な状況になります。
このため、前期版のRTAでは3章でラクロア帰還するタイミングやメンバーが制限されることになります。
これまでRTAで採用されているパターン(協力攻撃を使用するもの)としては、たとえば以下のようなものがあります。
「アムロを残す」
「ハイザック前にラクロアに帰還し、ハイザック後に再度ラクロアに帰還してアムロを外す」
「ハイザック戦までアムロ単独で戦い、その後ラクロアに帰還する」
このバグはどうやら後期版では修正されているため、例えばセイラを入れて防御力と蘇生・気絶魔法で安定させる、
あるいはタンクを入れてダブル賢者の杖、などの選択が取りやすくなります。

⇒後期版有利。

(3)終章におけるアルガス騎士団レベル再調整バグの有無
このゲームでは、一部の味方は参入時に特定の味方の経験値をベースに経験値・レベルを調整して加入するシステムになっています。
ガンダムの参入時経験値をベースとするのがセイラ・ネモ・アレックス、
対してアルガス騎士団はアムロの参入時経験値をベースとして計算を行います。
(参入時経験値の範囲についても解析済みですが、別にバグについて稿を立てた際にでも述べることにします。わかる人だけわかる数字を言えば、前者が230-255、後者が0-24です)
この参入時計算ですが、前期版ではなぜか終章でアルガス騎士団が再加入する際にも経験値再計算処理が発生します。
例えば3章でレベル20のアムロを外し、その後アルガス騎士団をレベル40程度まで上げたとします。
しかし終章、ガンダムがアルガス騎士団に話しかけた瞬間にその瞬間のアムロの経験値をベースに再調整が行われ、
Lv19とかで再加入してがっかりすることになる、ということが起こります。
ちなみに3章で習得した魔法については忘れたりすることはありません。
これについても後期版では修正されているため、後期版を使用する場合3章のアムロは本当に不要な存在になります。
3章で稼いだ経験値が活かされるため、アルガス騎士団の能力値は高くなり、終章のボス戦火力にも差が出てきます。

⇒後期版有利。ただし前期版はより少ない経験値で魔法習得挑戦できる点はメリット。


上記3点を考慮すると、現在私が把握している限りの情報からは以下のようなことが言えると思っています。

・「さんしょのみ」バグがある前期版の方がRTA上の安定度では上。より併走に向く。
・アムロ分裂バグ、終章再加入バグが修正されている後期版の方が3章以降確実に加速できる。

⇒理想的展開を引くことを前提とする(=リセゲー)なら、後期版の方がより速い記録が出せる可能性がある


私自身が後期版でRTAをやるのがいつになるかは不明です(◞‸◟)

まだ判明していないバグも多数ありそうですが、現在の私見としては以上となります。








コメント

ベル
No.1 (2013/02/04 01:56)
RTAには関係ないのですが、後期版での3章のアムロ増殖バグはZZ戦だけは修正されていないようです。
ネモ・セイラで挑むと、戦闘終了後にアムロ・セイラに変わり、
セイラ・ネモで挑むと、アムロ・ネモに変わります。
ネモ・アムロだとアムロ・アムロに、
アムロ・ネモでも、アムロ・アムロに変わります。おまけに、アムロ・ネモで挑んでから
メニューの「そうび」を選ぶとさらにバグっています

あと、また昨日、RTAの記録更新しました。たままーさんの記録は敗れませんでしたが(笑)
お時間よろしければ、またまとめましたので、ご覧ください
たままー (著者)
No.2 (2013/02/09 16:35)
>ベルさん
ZZの方は修正されてませんでしたか……とはいえ彼と戦うとなると大分ロスいんですよねー。
まあ今の主流(なのか知らないですが)チャートベースであればたぶん後期版の方が速くなるのではないかと思いますです。
記録更新はおめでとうございます。そういえば、動画として合わせて録画しつつ走ってみるのはどうでしょうかね。
振り返りにもいいですし、ラップの取り忘れで苦しまなくなりますよーw
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