日刊「是々非々」

【国内】「政治とカネを巡る問題は今後も続く」

2016/01/30 11:57 投稿

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一昨日の甘利明経済再生担当相の辞任は安倍政権、また安倍首相ご自身にとっても痛手となりました。
これで第2次~第3次安倍内閣での閣僚辞任は4人に。
甘利氏の辞任ですっかりと存在感が薄くなりましたが、高木毅復興相もまだ辞任はしていません。
ここにきて安倍政権は閣僚人事でも足元を掬われていますね。

政治とカネを巡り相次ぐ閣僚辞任
第2~3次安倍内閣で閣僚辞任は4人目


私は政治資金規正法を改善しない限り、「政治とカネ」を巡る問題は後を絶たないと思います。
昨日も少し書きましたが、政治資金で潔白な議員が果たして何人いるでしょう。
また政治とカネの問題で、国会内で本当に追及できるのは日本共産党くらいじゃないですか?
あとの政党に所属している議員は多かれ少なかれ叩けば埃が出てきかねないのでは。

でもある意味において致し方ないこととも言えます。
それは「政治献金」と一括りに言っても色々な”献金”があるということ。
私は今まで献金といえば、特定の政治家を応援する為の献金だと思い続けていました。
しかし今回の甘利氏の金銭授受疑惑が週刊文春で報じられた時、
必ずしも応援者ばかりが献金する訳ではないんだなと感じました。

例えば甘利氏の件でいえば『TPP問題』。
金銭授受の時系列から見ても、このタイミングで報じたことに何らかの”意図”を感じるのです。
賄賂を渡したと告発するのであれば2014年でも15年でもできたはずですから。
それが2月4日のTPP調印式直前となる1月20日に週刊文春からの突然のスクープ報道。
結果的に1週間後の1月27日に甘利氏は大臣を辞任せざるを得なくなりました。
甘利氏が失脚したことで、TPP問題は風雲急を告げることになるかもしれません。
告発した側からすれば”してやったり”と思ったのではないでしょうか。
またこの報道によって政治家としての甘利氏が失ったもの。

①大臣ポスト
①政治生命(※総理大臣への道が完全に閉ざされたという意)


①を受けて甘利氏は完全に”ポスト安倍”のラインから外れたことになります。
ひょっとすると次の衆院選では自身の当選も危ぶまれる事態に追い込まれる可能性も。
それくらいの威力があっただけに、今回の文春報道の威力たるや強烈なものがありました。

甘利氏辞任 維新・今井幹事長「カネにまみれた内閣だ」

野党側も”濡れ手で粟”とばかりにこの問題を引き続き徹底追及する構え。
でもあとでブーメランになってご自身に返ってくる心配は本当にないですか?と書いておきます。
今は野党ですから好き放題言えるかもしれません。
しかしご自身がもし閣僚というポストに就いた時に自分たちは断固違うと胸を張って言えるだろうか。
”大物”と呼ばれる議員になればなるほど、色々な思惑を持った人達が周辺に集まります。
それらを精査して自身の政治資金を管理するのはかなり大変ですよ。
私は相当に脇を締めないと甘利氏の二の舞になる可能性は十分にあると思いますね。

甘利氏辞任 民主・枝野幹事長「閣僚辞任で終わらせていいのか」

また他の野党はともかくとしても民主党はこんなこと言えるんですかね?
自分たちが政権側の時は同様の自体は全くなかったのでしょうか。
だとすれば私の認識とは少し違います。

政治とカネの問題は本当に気を付けないと、いつ何時”落とし穴”が待っているか分かりません。
そして政治家自身がどんなに気を付けても政治家の秘書が落とし穴にはまってしまう可能性も。
そういうことを無くす為には政治資金規正法を一刻も早く改善するしかないでしょう。

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