孫さん、一気に攻勢をかけてきました。
ソフトバンクは昨日行われた記者会見で、iPhone5のテザリング開始予定日を2012年1月15日から2012年12月15日に変更。一ヶ月の前倒しをすると発表しました。
さらに、2013年3月には4G LTEの対応エリアを大幅拡大。基地局数が現在の2万局から、1.5倍の3万局になるとのこと。これにより、従来よりもLTEへ接続しやすくなるようです。
さらに、パケット定額の「一ヶ月1.2GB以上使用での速度制限」を緩和。各社共通の「3日間で1GB以上使用で速度制限」に変更するとのことです。
どれもソフトバンクユーザーには素直に嬉しい内容ですね。しかし一つ疑問が、一体どうやってそんなに急激に基地局数を増やすのでしょうか。
実は、ソフトバンクはイー・アクセスと経営統合することになったのです。イー・アクセスは年内にソフトバンクの完全子会社となる予定。
記者会見資料より
笑顔で握手をする孫社長と、イー・アクセス千本倖生会長
これによりソフトバンクはイー・アクセスが所有するLTE基地局1万局を使えるようになる、というわけなんですねー。
プラチナバンドが開始し、さらに今回のイー・アクセス子会社化。未だに他キャリアに比べてつながりにくいという声もありますが、果たしてどうなっていくのでしょうか。楽しみです。
ソフトバンクとイー・アクセスの経営統合について(2012年10月1日)[ソフトバンク]
[ITmediaニュース]
(コンタケ)