マウスでもタッチでもなく、これからはビィ---ム!
アジア最大級のIT展覧会・CEATEC2012に出展された、視線で操作するドコモ製タブレット「i beam」を試してみましたよ。
先ほどご紹介したスマホを握って操作する「Grip UI」も魅力でしたが、視線で操作はまさにSF映画ですよね。
噂はあれど中々一般化されないアイトラッキング技術。実現すれば、タブレットのUIに、いや全ガジェットに革新的飛躍をもたらすのは間違いありません。
この開発者泣かせのウルトラC難易度テクノロジーに、我らがドコモが挑む!
一点を凝視するも、アイコンがなかなか定まらない...
ちなみにタブレットはかなり細長&大型(iPadより長め)、それでいてアイコンは大きく、アイトラッキングに向いている形ですよ。
右上の×アイコンにビーム! だけど相当苦戦しています。
アイコンのクリックは、約1秒間停止すること。意識していても、勝手に動いちゃうよ~。
ドコモの方曰く「あくまで試作機で、具体的な商品化の予定は無い」とのこと。たしかに実用化にはまだちょっと厳しい精度。
また、サングラスはトラッキング不可能で(普通のメガネは赤外線が反射するので精度が落ちるだけ)、キャリブレーション時からユーザーが動いても利用不可とのこと。
う~ん、まだまだ「夢の技術」感は拭えません。とはいえ私達が生きてる時代は日進月歩。次回お目見えする時は、まったく違ったものになってるかもしれません。
というか、そうなることを期待してますよ!
[NTTドコモ CEATEC JAPAN 2012 スペシャルサイト](Pic)
(伊藤ハワイアン耕平)