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メガネがあなたを見る...まるでロシア的倒置法の世界です。

現在幕張メッセで開催中の先端ITの展示会CEATEC JAPAN 2012、ドコモブースで発見した衝撃の近未来を皆さんに紹介しましょう。

最近では最新技術の代表格としてAR(拡張現実感)関連やGoogleメガネなどのスマートメガネ的なガジェットを目にすることも増えてきましたが、この『ハンズフリービデオフォン』で使われているメガネ状のデバイスはまさに逆転の発想。


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なんとフレームに複数の超広角カメラが仕込まれており、装着者の顔の動きや表情をリアルタイムにCGとして映像化することができるのです。メガネといえば装着者が風景を見るものという常識を見事に覆してくれていますね。

ここまで読んでも『???』となっている読者皆さんの顔が目に浮かびますが、1分で理解できるプレゼン動画をドコモブースで撮影してきたのでぜひご覧下さい。


一生懸命にリア充っぽい小芝居を演じるお二人の迫真の演技もさるものながら、肝心のハンズフリービデオフォンから描画されたリアルタイムCGがちょっとコワイ...かも。なまじ瞬きなどが忠実に再現されているだけに怖さ倍増です。これが不気味の谷というものなのでしょうか...。


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とはいえ、技術的にはもの凄いモノであろうことは間違いありません。僕みたいな素人は動画のお姉さんがやっているようにタブレット端末を使えばハンズフリーなんてできるじゃん、と一瞬思ってしまいましたが、今後メガネ型ウェアラブル通信端末が登場するようになると、このスタイルが一般的になるのかもしれないですね。

ドコモによるとこの技術を応用したバーチャルオフィスネットショッピングの未来形までも想定しているとのことで今後の動向が非常に気になるところです。

でもCGだけはもうちょっとマイルドにしてほしいなぁ...たぶんこの技術で僕の顔をCG化したら子供が泣きますよォ...。


(ワタナベダイスケ)

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2012/10/ceatec-docomo-glasses.html