「パソコンの話でしょ? スマホしか使ってない自分には関係ない」と思っているあなた。他人ごとじゃないですよ。
10月1日より著作権法が改正され、、違法ダウンロードに刑事罰が課されるようになりました。これを受け、各所で「インターネットオワタ! 日本オワタ! qあwせdrftgyふじこlp!」などと絶叫が聞かれます。
いまやパソコンと大差ない性能を持つスマホも、この改正は対岸の火事ではありません。
この件について、兄弟サイトライフハッカーがわかりやすくまとめてくれています。基本的なことはそちらで読んでいただき、ここではこの法改正がスマホにどのような影響を与えるのかについて考えていきたいと思います。
■海賊版データのダウンロードは違法
今回の法律の最大のキモはここ。海賊版のデータであることを知りながらダウンロードし、保存すると刑事罰の対象となります。
古いガラケーでは海賊版データを見つけることも、ダウンロードすることも、再生することもできないことがほとんどでした。しかし、これらのことが普通にできてしまうスマホでは注意が必要となります。
ただし、海賊版のデータであると知らなかった場合は罪に問われません。また、海賊版のデータを見たり聞いたりしても、保存しなければやはり罪に問われることはないそうです。
さらに、メール添付で送られてきたデータも不問とのこと。
■YouTubeなど動画サイトは問題なし
今回、ストリーミング再生は刑事罰化の対象となっていません。そのため、YouTubeやニコニコ動画といった動画サイトを視聴することは、たとえその動画が海賊版のものであったとしても罪に問わることはないそうです。
スマホでは各種動画サイト再生アプリがありますが、これらは今までどおり使用して問題ありません。
違反した際のペナルティなど、さらなる詳細については、ライフハッカーをご覧ください。
もともとスマホで海賊版データのダウンロードをしていた人はほとんどいないと思いますし、影響は小さいかと思われます。ただし、前述のとおりPC同様にデータをサーチ、ダウンロードできてしまうスマホ。全くの無関係とはいえません。
法改正のルールをしっかり把握し、賢くスマホを使って行きましょう。
10/1施行。30秒で分かる「違法ダウンロード刑罰化でできなくなること・変わらないこと」[ライフハッカー]
(コンタケ)
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