はじめまして、アラフォー、未婚、彼氏ナシ歴X年、東京在住、窓際OLの竹内まりあーじゅと申します。皆様お忙しいところ大変恐縮ですが、しばし私の婚活話につきあっていただいてもよろしいでしょうか?
職場のアラフォーOLはほとんど既婚者。子育てと仕事の両立で奮闘しています。お子さんが保育園で熱を出すと急遽帰らなくちゃいけなくなり、夜中は家で残業する...そんな働くママOLには頭があがりません。そんな同僚に囲まれながら、自分は一人でふらりと旅行してお気楽三昧な週末...私だけこんなにダラダラしてていいのかな? どげんかせんといかん、漠然と思い始めていました。
しかしいざ友人から「結婚相手はどんな人がいいの?」と聞かれると、妙にモヤついてしまうこじらせぶり。気が利く、年収安定、ユーモアあり、アートとか精通しててほしい、でも保険とかも詳しい人がいい、育メン、家事もできる人...そんな人おったら、とっくに結婚しとるわ!
そんな中、久々に東京に戻ってきた女友達とご飯に行くことに。
友達が「ちょっとスマホ貸して。」とインストールしたのが婚活アプリ『Omiai』。
友達曰く「この1年で絶対結婚する! あんたもやりなさいよ。」
こうして、婚活アプリライフが始まりました。
婚活アプリは何をしてくれるサービスか?
ここで今一度、「婚活アプリ」の概要を紹介します。
たまに結婚相談所と婚活アプリを混同している人がいるので、比較して概要をお伝えします。
結婚相談所は何十万円も高いお金を払って、お見合いパーティーを何度も開いてもらうのが主流のようです。「カラオケが好きな人」など属性をしぼったものやバーベキュー、カクテルパーティーなど、相談所が主催するパーティーにいくと異性もわらわら来ていて自己紹介カードを渡しマッチングしてもらうという形です。また、男性は年収証明書(!)を事前に結婚相談所に渡しておくなど、プロフィール詐称がないようにきちんと管理されているのも特長です。
一方、婚活アプリは月3000円程度の料金。(女性は無料の場合もあります。)主催者でお見合いパーティーを開くことはありません。自力で異性ひとりと連絡をとりあい会う約束をとりつける形です。まずfacebookのような異性のプロフィール見て「いいね」的なボタンを押していきます。「いいね」的なボタンを双方が押さない限り、直接メッセージを送れないのが主流です。
たとえば、めっちゃイケメンで20代から「いいね」的なボタンが押されウキウキしながらプロフィールを見ると「年収200万未満、実家暮らし、職業:夢をあたえること」と書いてあったとします。う、微妙。そう思った場合、自分からは「いいね」的なボタンを押さなければ、その人から直接メッセージがくることはありません。(自分が「いいね」的なボタンを押したのに相手から反応がないという逆パターンも存在します)
婚活アプリに書くプロフィールは、必須部分と任意部分に分かれています。年齢に異常に敏感な日本国。(ワイドショーとかでいちいち芸能人の名前を下に年齢が書かれたテロップとか出てるの日本だけらしいですぞ!)年齢は必須で書きます。(年齢証明できる免許証などの写メを送らなければアプリを利用できないことも多い。)ほかに、職業、年収、身長体重、子どもの有無、実家暮らしか否か、趣味などがプロフィールに任意で書きます。たくさんプロフィールが書かれている人のほうが「いいね」的ボタンは押される確率があがります。ちなみに、アパレル系の職業の男性に「いいね」的ボタンが殺到する傾向があり意外でした。
いくつもある婚活アプリ、それぞれどんなカラーがあるの?
では、日本国内婚活アプリをいくつかご紹介します。(あくまで個人の感想ですのであしからず!)
『Omiai(オミアイ)』は男女ともに料金を払わないといけないシステム。またfacebookとIDがひもづいていて、よっぽど頑張らない限り詐称はできなそうな雰囲気。男性陣からはまじめな空気が流れています。[iTunes/Google Play]
『Pairs(ペアーズ)』は趣味のコミュニティーを作ったり参加することができるので、好きなものが似た人と出会える可能性があります。『Omiai』よりはやわらかい雰囲気。ちょっと興味深かったのは、TVドラマ「木更津キャッツアイ」のコミュニティーに高卒の男性がたくさん集まっていたこと。なんとなく文系大学院の人がクドカンのドラマを見ると思い込んでいた私には目からうろこでした(←誰も聞いてない)。[iTunes/Google Play]
『YYC』は既婚者が遊び目的で登録している人も多く、他の婚活アプリとは違う熱気にあふれていますw プロフィール写真の目の部分隠している男性はほとんど既婚者! ツイッターのように随時つぶやける機能もあります。何気ないつぶやきに「いいね」的なボタンを押して交流がはじまる場合もあり、よりフィーリングでつながれる雰囲気もします。[iTunes/Google Play]
他にも、婚活というよりはワンナイトラブな出会いを求めるグローバルアプリ『Tinder』もあります。GPSで何キロ以内にいる人だけが画面に出てくるという生々しいつくり。噂ではアメリカのティーンネージャーの多くがこのアプリを使って華やかな生活(!)を送っているとか...このアプリの特徴は、職業や年収などプロフィールはほとんど書かず、オシャレな写真一発勝負の人が多いこと。写真だけで直観的にアリかナシを判断し写真を左右にタップし、お互いに「アリ」を選ぶとメッセージのやり取りができます。[iTunes/Google Play]
婚活とは関係なく「今、1週間東京にいるから遊んでくれる人~?」といった外国人男性もうじゃうじゃ。このアプリを使いこなしている友人曰く「プロフィール写真がベッドに寝転がってる男性写真は100%セフレを探している」とのこと! 実際、私も昭和なイケメン(日本人男性)から「明日会えませんか?」と急に連絡がきたことがありました。完全にセフレ目的だろうよ。その男性、簡単なプロフィール英文の文法がことごとく間違っていて、偏差値教育ガリ勉だった私はそれだけで萎え返信しませんでした。
次回、婚活アプリで一人目の男性に会ったエピソードを紹介します。そして、婚活アプリで仕事のストレスが減るとはなんぞや? ...お楽しみに!
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