子どものスマホデビュー時に忘れてはいけないルール5ヵ条をご紹介する。
第1ヵ条 子どもに与える端末でできることを知る
スマホ以外でも、子どもに持たせる端末はネットが使えることが多い。
トラブルが起きてからでは遅いので、購入前にその端末でできることを確認しておこう。
第2ヵ条 危険なこと、やりたいことについて話し合う
利用する目的を明らかにするために、なぜスマホがほしいのかについて話し合おう。
同時に、スマホで起きるリスクと危険についても子どもに伝えよう。
第3ヵ条 フィルタリングサービス、ペアレンタルコントロール導入
年齢や利用状況に応じて、フィルタリングサービスやペアレンタルコントロール機能を導入しよう。
ほとんどすべての端末に無料のものが用意されている。
第4ヵ条 ルールを決める
ルールを最初に話し合っておくことで、意識して利用できるようになる。
利用しても良いサービス(課金・SNSはNG、ネットで知り合った人とは会わない等)、利用時間(一日○時間、夜○時まで等)、利用してもよい時(自分の部屋、学習時間、学校、食事時等はNG等)、約束を破ったときのルール(約束を守れなかったら3日間親に端末を預ける等)を具体的に決めておこう。
第5ヵ条 困ったことは話し合う場を用意する
ルールを決めてもその通りにいかないことは多い。楽しさにはまって学習がおろそかになったり、ネットにはまって他のことができなくなることもある。
利用し始めてからも、子どもの利用状況や様子は必ずチェックしよう。保護者に相談しづらい時のために、公の相談機関の連絡先も伝えておこう。
子どものスマホデビューは思いがけないことの連続だ。保護者の思い通りにいかず苛々したり心配することも多いだろう。
問題があったら随時ルールを見直したり、子どもと話し合うことも大切だ。最終的に子どもの利用を守れるのは保護者だけだ。
心してデビューを見守りたい。