既読スルー。
こうやって文字にするだけでも、胸がチクチク傷む言葉。それが既読スルー。
今回は、誰もが一度は気に病む「既読スルー(メッセージを読んでおきながら、無反応でいること)」について考察していきたいと思います。
なぜ「既読スルー」されるのか
なぜ人は、とくに気になるあの女性は、LINEのメッセージを読んでおきながら、返事もせずにひたすら放置をするのか。
既読スルーをされると、真っ先に心配してしまうのが「ん...? 俺、もしや避けられてる?」ではないでしょうか。この段階で「避けられている、嫌われている」と判断するのは、時期尚早ではあります。
もしかすると、単に忙しいだけかもしれません。「メッセージは読んだけど、今は返信する時間がないから、あとでゆっくりしよう」と、思っているところかもしれません。
1日、2日経っても返事がない場合は、単純に「メッセージの存在をすっかり忘れている」可能性もあります。しかしこれは「嫌われてはいないけど、残念ながら関心も持たれていない」という、いずれにしても悲しい状態です。
それなのに既読スルーに業を煮やして、「返事がないけれど、どうしたのかな」などと追いメッセージを送ってしまい、さらに追い既読スルーをされてしまった場合は...間違いなく「避けられている」確率が高くなります。
未読スルーの場合も同じです。未読スルーの場合は「読むに値しない存在」として見られている可能性も多いにあります。これは大人しく引き下がるしかありません。
しかし、いくら「忙しいから」「関心がないから」といって、スタンプひとつもよこさないなんて「大人としてどうよ」と逆切れしたくもなりますよね。
問題は、相手ではなく己にあった
既読スルーする女性をかばうわけではありませんが、ここで同性として声を大にして言いたいのが、「返信しにくいメッセージを送ったあなたが悪い」です。例えば、返信しにくい代表メッセがこれ。
「今度の土曜日、空いてる?」
彼氏でもない、もしくは気になる男性でもない人から送られてきたら、妙にイラッと来るメッセージです。なぜかというと、まず「空いてるけど、この人とデートはしたくない」という気持ちが働くので、うっかり「空いてる」とも返信できないからです。
だからといって「先約ありです」と返信するのは、あまりにも冷たいかな...と、とにかく変に気を遣ってしまうわけです。
あの時のメッセージ。もしかして...
それで、よく女性が使う手口がこちら。
誘いがあった日直前、または過ぎてから「ごめんなさい。LINEメッセに、いま気づきました。あいにく土曜日は友達と約束があって。なにかのお誘いでしたか?」と、とぼけたメッセを確信犯で送ったりします。
誘いにのるつもりはないけれど、気まずくもなりたくないので、何気にフォローする返信です。だから、こんな内容のメッセが届いたらカラダ半分くらいは諦めの境地に入ってください。
既読スルーをされること自体に「傷つく」。そんなガラスのハートの持ち主は、「今度の土曜日、○○で面白そうなイベントをやっているので、よかったら一緒に行きませんか?」と、お誘いの内容を一気に書いて送るほうが懸命。
これならば「誘いに乗る乗らない」はさておき、あなたの印象がかなり良くなるはずです。
そうそう。
「なにしてる?」というメッセージも、好きな人以外から送られてきたら「息してるけど」と返信しそうになる、宇宙一どうでもいいメッセージですので、お気をつけて。