アプリひとつで、防げる被害もある。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が、最新のITセキュリティー対策事情を発表しました。公式の発表によります。
本発表によると、約3割のユーザーがセキュリティー対策を実施していないということです。いわゆる、ノーガード状態ですね。
パソコンもスマホも、セキュリティー対策ソフトが入っていれば、多くの悪意ある攻撃(ウイルスなど)から身を守れるもの。導入していない人は、今すぐにでもインストールしましょう。
スマホのセキュリティーソフト
とはいえ、パソコンに比べると、スマホのセキュリティーソフトは何を使えばいいのかわかりにくいですよね。そこで、以下の記事が参考になると思います。
価格や機能などの観点から、スマホ用のセキュリティーソフトをまとめた記事です。これを読んで、ぜひ1つインストールしましょう。
見直したいセキュリティー対策あれこれ
パソコンにおいて、「ウィンドウズアップデート」といったソフトの更新を行っていない人も、3割ほどいるということです。セキュリティーの観点から、ソフトのアップデートは常に最新のものを使うことが好ましいとされています。
IPAでは、パソコンにインストールされているソフトが最新状態であるか、どのようにアップデートを行えば良いのかを確認できるツール「MyJVNバージョンチェッカ」を提供中。ぜひ一度、使ってみてはいかがでしょうか。
また、パソコンのバックアップをとっている人は、全体の5割ほど。いざというときに備えて、バックアップは取っておいたほうがよいでしょう。
パソコンのバックアップを取る方法は、以下のマイクロソフト公式ページをご覧ください。
さらに、8割弱の人が、スマホにロックをかけていないということです。個人情報の塊であるスマホは、必ずロックを掛けましょう。
アンドロイドであれば、特定のWi-Fiにつながっている時だけロックを解除する便利なアプリもあります。いつもロックがかかっていることにわずらわしさを感じるのであれば、導入してみてはいかがでしょうか。
以上、IPAの発表を元にした、気をつけたいセキュリティー対策まとめでした。みなさんもセキュリティーをしっかり固めて、安全にITを使っていきましょう。
2015年3月の呼びかけ[IPA via INTERNET Watch]
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