スピーカー派で小音量の私は、一安心。
WHO(世界保健機関)が、スマートフォンやオーディオ機器による大音量での音楽鑑賞は1日1時間に留めるべきであると発表しました。中日新聞の報道によります。
WHOによると、「音楽などを大音量で長時間聴く習慣があると、難聴になる恐れがある」「1度失われた聴力は、2度と戻ることはない」とのことです。1度失われた聴力を取り戻した現代のベートーベンもいましたが。
なお、元記事には「大音量で」としか書かれていませんが、スマホのスピーカーでそこまでの大音量はなかなか出ません。これはおそらく、イヤフォンやヘッドフォンを使う場合を特に強く想定していると思われます。
電車で激しく音漏れしている人を見ると、かなり心配になります。本人の耳には、破壊的な音量が聴こえていますよね...。
意外な場所にも「大音量」
また、音楽鑑賞以外、ナイトクラブやバー、スポーツイベントなどによく行く人も気をつけましょう。こうした場所に行く頻度や、時間は減らすべきとのこと。
その他、パチンコ店やゲームセンターなども、注意が必要と思われます。これらのアミューズメント施設は、好きな人は毎日のように通いますからね。
耳がキンキンするほどの大音量が聞こえる場所は、意図的に避けることが重要なのかもしれません。工事現場で働く人なんかも、「騒音性難聴」になりやすいと言われています。
今は大丈夫でも、長年続けていれば確実に耳にダメージが蓄積していきます。皆さんも音楽の聴き方や音量について、一度見なおしてみてはいかがでしょうか。
スマホで音楽「1日1時間」 WHO、聴力保護へ指針[中日新聞 via IT速報]