明治学院大学の大学生たちが、SNSを安全に利用するための5つの合い言葉を考えたという。SNSを利用する前提に立った合い言葉は、非常に的を射ている。まとめてご紹介していこう。
その1 友だちは、フリー素材じゃありません。
顔写真は個人情報だ。顔写真をネット上に掲載したくない人、その場にいたことを公開したくない人もおり、承認を得ずにSNSに掲載すると問題になる可能性がある。
他人が写っている写真をSNSに掲載したい場合は、撮影時に「SNSに掲載してもいい?」と承認を取っておくこと。掲載時も公開範囲を友達限定、できたら関係者限定にしておくと安心だ。
掲載する段になってNGとなった場合は、相手の顔部分をスタンプなどで加工して掲載する方法もある。
その2 その個性の出し方、間違っていませんか?
Twitterなどでよく問題になる"炎上"。注目されたい気持ちは分かるが、炎上につながるやり方で目立っても意味はない。他人が不快になる可能性があること、自分が不利益を被るか旺盛があることは投稿しないよう、投稿前に見直す習慣をつけよう。
その3 デマの中継所にならないでっ!
SNSでは手軽にシェア、リツイートなどができるが、デマを広げることで他人に迷惑をかける可能性がある。情報の出所は必ず確認する習慣を付けよう。
その4 昨日、SNSで何を見たか、思い出せますか?
SNSに投稿すると「いいね!」やコメント、リツイートなどの反応がもらえ、承認欲求を満たすことができる。しかし、SNSは情報を得たり人とつながれる反面、時間を食いすぎる傾向にある。SNSに時間を割きすぎないように利用しよう。
その5 歩きスマホは、歩く武器。
歩きながらもスマホを見ているという人は多い。しかし、それではぶつかったり転んだりなどの事故につながりかねない。歩行時や運転時などは絶対に利用しないようにしよう。