一部限定とはいえ大きな一歩、ですよね
ユーザーにはありがたくても、そのあまりの正確さから一部政府/軍関係者から煙たがれるグーグルマップ。シーボルト事件を思い出すまでもなく、地図は国防の要として門外不出の情報として扱われてきました。
シーボルト事件:江戸時代、オランダ人医師・シーボルトが日本地図を持ち出そうとした事件。さらなる詳細はWikipediaを参照
そんなグーグルマップに、なんと朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の公開が発表されました。グーグルマップはコチラからお楽しみください。
北朝鮮の地図自体は、以前から公開されていました。が、あくまでおおまかな地形のみ。都市の位置や有名スポットは、私達一般人が知る由もありません。
しかし今回のアップデートで、詳細な位置情報も追加。さらに航空写真も追加されましたので、必要とあらば観光にも利用できるほど高品質に生まれ変わりました。
拉致問題を抱える日本を含め、いまだに各国と足並みがそろわない北朝鮮。グーグルマップの公開は小さな一歩かもしれませんが、これがきっかけとなって新しい関係の構築に繋がることを願うばかりです。
[Google Japan Blog](Pic)
(伊藤ハワイアン耕平)