扱いとしては「炭酸飲料」なんですよね...
インターネット調査会社のマイボイスコムは、「ノンアルコールビール」に関するアンケートを実施し、その結果を公表しました。
大手も次々に新商品を投入し、年々その注目度が上昇するノンアルコールビール。
「どの銘柄を?」「商品選定時に重視する点」「飲用シーンとその理由」など、愛飲者はもちろん、今後飲用を考えている人にも参考になる結果が多く見受けられました。
約4割の人が飲用。銘柄別では「ドライゼロ」がトップ
ノンアルコールビールの飲用者は3割強、「月に1回未満」が2割弱となっています。男性や高年代層で多い傾向です。『バーリアル 3つのフリー』『キリン休む日のAlc.0.00%』主飲用者では頻度が高い人が多くなっています。
直近1年以内に飲んだ銘柄は、「オールフリー」「キリンフリー」「ドライゼロ」が各4~5割で上位3位です。「キリンフリー」「キリン休む日のAlc.0.00%」は減少傾向にあります。男性30・40代では、「ドライゼロ」がトップです。
選定時はビールらしい「味」や「のどごし」などが重視されている
ノンアルコールビール選定時の重視点は、「味」(67.2%)の他、「ビールに近い」「価格」「のどごし」が各3~4割で上位にあがっています。『オールフリー』『キリン休む日のAlc.0.00%』主飲用者では、「カロリー」が他の層より多くなっています。『バーリアル 3つのフリー』主飲用者では、「価格」が最多です。
飲用理由は「クルマ運転時も飲める」とした人が約4割
ノンアルコールビールの飲用場面は、「夕食時」が36.6%、「車を運転するとき」が24.9%、「お風呂あがり」「飲み会」が各1割強で上位となっています。男性50代以上では、「車を運転するとき」が最多です。女性20代では、「飲み会」の比率が他の年代より高くなっています。
ノンアルコールビールを飲む理由は、「車を運転するときでも飲める」(39.8%)が最も多く、次いで「お酒が飲めなくても、お酒を飲む気分を味わえる」(22.4%)、以下「おいしい」「お酒が飲めなくても、お酒を飲む場に参加しやすい」「酔っ払いたくない」が各2割弱で続きます。
「おいしい」は低年代層、「車を運転するときでも飲める」は男性高年代層で多くなっています。
その他、ノンアルコールビールを飲用する人の理由として「お酒を飲めなくても飲んだ気になれる」というものもありました。たしかに、アルコール分は0(もしくはほぼ0)でも、飲むと不思議と飲んだ気になります。
最近は、ワインやチューハイ、カクテルのノンアルコールも出ています。「飲み会はノンアルコール飲料だけでいいや」と思う人も増えていくかもしれませんね。
【リンク】プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000007815.html