今年こそゴルフをはじめたい、と思っているみなさんに耳より情報を。
ゴルフ初心者を対象にしたレッスンプログラム、ダンロップスポーツ株式会社『ゴルフスタートアッププログラム』を紹介します。1年間の受講料がわずか3千円と超格安な上、まだクラブを持っていない人にはクラブセットまで貸してくれるという至れり尽くせりの内容です。
3千円の内訳は約60分のゴルフレッスンが24回(2015年4月8日~2016年3月31日)、クラブレンタル代もこれに含みます。4期生となる今回は北海道、関東、関西、中部、九州の各会場で計100名の募集。 2月22日締切りのため、興味のある人は急いで応募しましょう。
気になる応募資格は下記の3つ。
(1)ゴルフ初心者であること
(2)プログラムを1年間、継続して参加できること
(3)受講開始日の時点で18~49歳までの男女
若い人だけが対象かと思いきや、40代まで参加資格があるということで、今さらゴルフなんて...と渋っていたアラフォー男性も重い腰を上げるチャンスではないでしょうか。レポート提出の義務もありますが、レベルチェックを怠ると伸び悩むのがゴルフ。前向きなチャレンジに期待します。
実はこうしたプログラムの背景にはゴルフの2015年問題があります。
2015年はまさに今年ですが、これまでゴルフに親しんでいた高齢者の大量離脱、趣味が多様化した若者がゴルフを敬遠するなど、ゴルフ業界は深刻な問題を抱えています。ゴルフ場のプレー代が安くなり、明るくファッショナブルなウェアが増え、昔に比べるとずいぶんカジュアル化が進みましたが、現状は依然厳しいものです。
そんな中、2016年のリオデジャネイロオリンピックではゴルフが112年ぶりに正式種目として復活、さらに2020年には東京オリンピックが開催されます。近い将来、日の丸を背負って活躍するであろうジュニアゴルファーの育成は盛んですが、ゴルフ人口が減ってゴルフ業界が衰退してしまっては育てる環境自体がなくなってしまいます。
ゴルフをやらない、やっていたけどやめたという人に話を聞くと、お金がかかるし、打つのが難しいし、ルールやマナーも面倒くさいとのこと。月に2回ほどゴルフ場に行く私もそう感じています。少なくとも誰もが今すぐ気軽に楽しめるスポーツとは思っていません。特に年齢や職業がバラバラなメンバーと一緒のコースラウンドは社会人としての実力が試されているような気がして毎回緊張します。ただ、それも含めてゴルフの魅力と考えられるのは、普段接しないような人たちとの出会いや交流があるからです。
確かに用具一式をそろえ、練習場に通い続け、ようやくコースデビューとなるゴルフははじめるのにお金も時間も必要です。クラブ、バッグ、シューズ、ウェアに加えて、上達のためにレッスンまで受けるとなると初期費用は意外と高くつきます。
その点、この『ゴルフスタートアッププログラム』は最低限の費用でレッスンが受けられるため、お金はかけられないしクラブも持ってないけど、とりあえず1年間トライしてみようという人におすすめです。