充電しながらの風呂スマホは、ほんとうに危険です。
ロシアのモスクワにて、充電器につないだままの「iPhone」を持って入浴していた女性が、感電死していたことが分かりました。The Moscow Timesの報道によります。
亡くなったのは、24歳の女性。風呂に入ったまま出てこない女性を心配に思った同居人が様子を見たところ、現場には充電器につながれた「iPhone 4」とぐったりした被害者女性の姿がありました。
同居人は、「風呂場に行くと、彼女が横たわっているのが見えました。抱き起こしてみたところ、体が痙攣(けいれん)していることに気づいたのです。」と語りました。
充電したままの「iPhone」を風呂場に持ち込み、手を滑らせて落としてしまったのでしょうか。痛ましい事件ですね。
被害者女性は発見直後にまもなく救急車で運ばれましたが、そのまま亡くなってしまったということです。感電してから、それなりに時間がたっていたのでしょう。
女性の「iPhone」を調べたところ、「VKontakte」というロシアでは有名なSNSページが亡くなる直前まで使われていました。SNSでやりとりしていた友達も、まさか画面の向こうでそんなことが起きているとは予想だにしなかったはずです。
充電元はコンセント?
なお今回の事故、The Moscow Timesでは「charger」につないだ「iPhone」を風呂に落とした、と書かれています。この「charger」がモバイルバッテリーなのかコンセントからの充電器なのか、いまいちはっきりしません。
しかし、死亡するほどの電流・電圧ですので、おそらくコンセントからの充電と思われます。モバイルバッテリーはどんなに高くても数アンペア&数ボルトですが、コンセントは日本でも数十アンペア&100ボルト、ロシアでは127~220ボルトもあるんです。
数アンペア程度でも、電気が通りやすい水中だと危険ですが、死亡に至るまではそうそうないはず。おそらく本件は、コンセントから充電していた「iPhone」を風呂に落としたものではないかと思います。
以前もそっくりな事故が
しかしこの事故、以前どこかで聞いたことがあるな...と思ったら、本当にほとんどそのままの事故が去年ありました。
発生場所がモスクワで、被害者が若い女性で、充電したアップル製品を風呂場に落とす...。あまりにも一致している点が多すぎて、上記記事からコピペして本記事を作成しようかと思ったほど。自分の中の天使が「まじめに書きなさい」とささやいていたのでやめておきましたが。
日本では防水スマホが多いため、お風呂場で使っている方は多いはず。充電しながらの風呂場スマホは特に危険ですので、皆さんもご注意ください。
Moscow Woman Electrocuted After Dropping iPhone 4 in Bathtub[The Moscow Times via iPhone Mania]