最近ではコミックをはじめ、電子書籍販売が伸びてきていますね。今朝は読書のためのための端末「電子書籍リーダー」の代表格『アマゾン・キンドル(Kindle)』のラインアップを解説しましょう。
Kindleシリーズには、電子ペーパー採用モデルと、いわゆるタブレット端末(Fireタブレット)の2系統がありますよ。
読書専用の「Kindle電子書籍リーダー」
まず、電子ペーパーディスプレイを採用して、読書に特化しているのが『Kindle電子書籍リーダー』です。
ベーシックな性能の定番モデル『Kindle』を中心に、解像度が高くフロントライト装備の上位版『Kindle Paperwhite』、さらに解像度が高くなって薄型軽量の最上位機種『Kindle Voyage』の3モデルが存在します。
解説記事: 電子ペーパーってどんな仕組みなの?
電子ペーパーについて詳しく知りたい方は、上の解説記事をチェックしてください。一言で書くと「目に優しく、紙に近い見た目の画面」といったところ。ちなみに現行Kindleの3モデルは、それぞれ167ppi(Kindle)、212ppi(Paperwhite)、300ppi(Voyage)の解像度(=画質の細かさ)になっています。
コスパの良いタブレット「Fireタブレット」
以前は「Kindle Fire」の名称だったアマゾンのタブレット端末シリーズは、現在『Fireタブレット』という呼び名になっており、4モデルが展開中。
Fireタブレットは画面サイズ6〜8.9インチ、性能ランクが異なるHD、HDXから構成されるラインアップ。競合する同クラスのタブレットと比較して性能の割に価格が安い、コストパフォーマンスの良さが特徴。
なお、Andoridベースながら独自のOSである『Fire OS』を採用しており、Google Playは利用できません。アプリやコンテンツはAmazonの独自ストアから入手することになります。
今朝のまとめ
今朝の話題をまとめると、
・現在は読書専用モデル3機種、タブレット4機種があり、読書端末では「電子ペーパー」を画面に採用している
・FireタブレットはAndroidベースだが、独自OS・独自ストアを利用する端末。同クラスのタブレットよりも価格面に優れる
ということなのですね。今では読書に特化した『Kindle』と、映画やアプリゲームなども楽しめる『Fire』の2枚看板。Amazon自体がオンライン書店から総合ネットストアになったように、端末も幅広いエンタメに対応しつつあるようです。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
ナビゲーター: 佐藤遥(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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