今週は、アップル製品だけに使われている独特な用語について解説してきましたね。iPhoneやiPod/iPadを使っているユーザーなら必読の内容ですよ。
USBとあわせて知っておこう「Lightning」のコト
現行のiOS端末で、充電やパソコンとの接続に使われる規格を「Lightning(ライトニング)」と呼びます。
表裏を気にせず差し込める端子が特徴で、アップル純正品を含め、一般的なLightningケーブルではLightning端子の反対側にUSB(Type A)を備えていますね。
音楽に強いアップル、「iPod」と「iTunes」
デジタル音楽プレイヤーの代名詞的存在「iPod」の時代から、パソコンとアップルのポータブル端末の接続に使われているアプリケーションが「iTunes」です。
今では音楽だけでなく映画やアプリなども扱えるようになっていますし、iTunes StoreやApp Storeはオンラインのストアとして非常にメジャーな存在でもあります。
高解像度画面を「Retina(レティナ)」と呼びます
アップルでは、自社製品に搭載する高解像度画面のことを、「キメが細かく人間の目(網膜)で識別できる限界を超えている」という意味合いから「Retina(レティナ=網膜)」ディスプレイと呼んでいます。具体的な解像度の数字が決まっているわけではないようですが、現在は多くのアップル製品が「Retinaディスプレイ」モデルになっていますよ。
「Touch ID」は指紋認証の仕組みです
「Touch ID」は、最近のモデルでホームボタンに内蔵されている、指紋ロックの機能。画面ロック解除やアプリ購入時に暗証番号(パスコード)やパスワードを入力する手間を省けます。指紋など、個人の身体的特徴を使う認証のことを生体認証(バイオメトリクス)といいます。
前面・背面カメラにそれぞれ呼び方があるんです
iPhoneやiPadには、ディスプレイ側(前面)と背面の両方にカメラが搭載されています。背面メインカメラが「iSightカメラ」、前面カメラは同社のビデオ通話機能の名を冠して「Facetimeカメラ」と呼ばれています。
これらは全てアップル製品に特有の呼び名ですが、それぞれが意味するところはしっかりとおぼえておきたいところですね。
それでは来週も一週間、スマートに!
ナビゲーター: 佐藤遥(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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